米Tesla Motors社が2016年1月15日から日本でサービスを開始した簡易の自動運転機能。同社の電気自動車(EV)「Model S」に搭載するソフトウエアを更新することで実現したものだ(関連記事1)。今回、同車に試乗する機会に恵まれたので、自動運転機能の使い勝手を確認してみた(図1、2)。

図1 米Tesla Motors社の電気自動車(EV)「Model S」。簡易型の自動運転機能を搭載する
図1 米Tesla Motors社の電気自動車(EV)「Model S」。簡易型の自動運転機能を搭載する
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図2 自動運転機能が作動しているときの、メーターディスプレーの様子
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 筆者は「日経Automotive」の 2016年3月号(2016年2月11日発行予定)で、EVや燃料電池車(FCV)の電費・燃費を比較する実験を担当していた。対象としたのは、Model Sと日産自動車のEV「リーフ」、トヨタ自動車のFCV「MIRAI」だ。

 Model Sの電費を検証する1週間前、タイミング良く日本でも自動運転機能が解禁になった。そこで、実験に影響しない範囲で実力を試してみることにした。