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HOMEものづくり生産革新IoTで2030年の製造業はどうなる? > 新技術・新工法がスマート化への道を切り拓く

IoTで2030年の製造業はどうなる?

新技術・新工法がスマート化への道を切り拓く

第3回:2030年の製造業に影響するトレンド(後編)

  • 山岡 宏司=JEMA スマートマニュファクチャリング特別委員会 委員(明電舎)
  • 2017/02/23 05:00
  • 1/6ページ
 日本電機工業会(JEMA:The Japan Electrical Manufacturers’ Association)がまとめた提言書「製造業2030」の内容を全6回の予定で紹介する本連載。前回の第2回では、2030年の製造業のあり方を描くことを目的として、最初にトレンドを分析し、次にトレンドの影響によって2030年の製造業がどのような姿になるかを描くというアプローチを説明した。その過程で、2030年の生産システムに影響するトレンドを5つのカテゴリに分類した。

 前回はこのうち、「顧客価値の最適化、最大化」「製造設備構築の最適化」の2つについて述べた。今回は残りの「製造設備構築の最適化」「生産運用の最適化」「プロダクトライフサイクルマネジメントの最適化」について述べるとともに、これらに共通して関わってくる技術要素(共通技術要素)代表的な事例を解説する。

3.製造設備構築の最適化

3Dプリンターを使った量産

 3Dプリンターとは、素材となる材料を溶かして積層するなどの方法で、立体物を造形することができる装置である。

 3Dプリンターは、試作段階だけではなく量産製造段階でも活用することが可能であり、多品種少量生産への対応が容易となる。さらに、治工具や金型などの製造設備製作に活用することで、これまで製造設備の立ち上げに要していた準備作業にかかる時間を大幅に削減できる。

 に、他の加工方法と比較して3Dプリンターの加工方法を位置付けた内容を示した。今までの製品では実現できなかった性能を出せる用途があり、従来の加工法と3Dプリンターによる製造とを組み合わせて新たな価値を持つ製品を生み出す可能性がある。

表 3Dプリンターの位置付け
藤田公子「3Dプリンターが日本のものづくりに与える影響 ~ブームを好機とし、求められる真の機会の創出~」における、みずほ銀行産業調査部作成資料に基づいて作成
[画像のクリックで拡大表示]

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