米国のヘルスケアスタートアップやヘルスケアアプリの最新動向について、「HealthTech News」のファウンダーで看護学生でもある吉澤美弥子氏がレポートする。
◇著者プロフィール
吉澤 美弥子 よしざわ みやこ
看護学生。ベンチャーキャピタルや外資系証券会社の証券リサーチ部でIT市場のリサーチを経験した後、大学での専門を生かし、ヘルスケアITに注目。米国のヘルステック系スタートアップについて取り上げるサイト「HealthTech News」を2013年に立ち上げる。
米国のヘルスケアスタートアップやヘルスケアアプリの最新動向について、「HealthTech News」のファウンダーで看護学生でもある吉澤美弥子氏がレポートする。
◇著者プロフィール
吉澤 美弥子 よしざわ みやこ
看護学生。ベンチャーキャピタルや外資系証券会社の証券リサーチ部でIT市場のリサーチを経験した後、大学での専門を生かし、ヘルスケアITに注目。米国のヘルステック系スタートアップについて取り上げるサイト「HealthTech News」を2013年に立ち上げる。
「健康経営」を意識した動きが、企業の間に根付きつつある。2015年暮れには従業員の健康増進に全社的に取り組む“ウェルネス経営”に賛同する企業による業界団体「ウェルネス経営協議会」が発足。制度と形だけにとどまりがちだった従来の産業保健を脱し、真の健康経営を目指す動きが注目を集めている。
医療機関のオンライン検索・予約サービスは、米国でいち早く普及した。背景には、独自の保険制度や予約必須という慣習、医療費の非統一などの事情がある。
深刻な健康問題に直面することの少ない若者にとって、健康管理アプリへのなじみは実は薄い。その一方で、若い女性の多くが体重管理や月経管理にアプリを利用し始めている。
心に不調をきたし、医療機関を受診する患者の数は年々増えている。厚生労働省の調査によれば、2008年時点では全国で218万人だった精神疾患による受診者数が、2011年には320万人にまで増えた。中でも多いのが、うつ病や社会不安障害。これらのメンタルヘルスの不調が自殺や労働者の休職・退職につながるケー…
シェアリングエコノミーの可能性を世に示した、米Uber Technologies社の自動車配車アプリ「Uber」。そのビジネスモデルが、交通以外の領域にも活用され始めた。