2020年の東京オリンピック/パラリンピックの開催決定を機にスポーツと、その周辺にあるビジネスへの関心が高まっている。そればかりではなく、2019年のラグビーワールドカップをはじめ、この数年間で国内では巨大なスポーツイベントの開催が目白押しだ。 スポーツにかかわる日本の取り組みやビジネスに世界からも熱い視線が注がれているなか、「ビッグイベントの後に何を残すか」が重要性を増している。

 祭りが終わり、「兵どもが夢の跡」にならぬよう、大会後にも継続するスポーツを核にした社会課題の解決に取り組み、世界に通用する新しいスポーツ文化や生活スタイルを提案していく。この視点が、新規事業の創出を目指す企業のビジネスチャンスにつながる。