強い工場の担い手レベルチェック(“残念な会議”になっていないか)

 では、管理者である人に伺います。あなたの職場では、残念な会議が行われていませんか? ここでレベルを確かめてみてください。

レベル5:会議の目的が事前に参加者に周知されている。会議は決断とそれにつながる討議の場となっている。事前に必要な情報の共有や各部門で行うべき分析は済ませた上で会議に臨んでいる。
レベル4:会議の目的が事前に参加者に周知されている。会議は決断とそれにつながる討議の場とほぼなっている。しかし、事前に必要な情報の共有や各部門で行うべき分析を十分に実施できているとは言い難い。
レベル3:会議の目的は明示されていないが、なんとなく共有されている。会議は決断の場にするよう努めているが、事前準備が十分ではないために情報開示や分析に時間を取られてしまい、決断に至らないことがある。
レベル2:討議と決断が会議の目的だという雰囲気はあるが明示はされていない。会議を決断の場にするように努めているが、目的を果たしているとは言い難い。
レベル1:決断をしない、議論の目的が明確ではない。会議そのものを開催することが目的となっている。

 自分のレベルを考えて、まずは1ランクレベルアップすることを目指してほしい。