■連載趣旨
医療・介護・子育てを総合的にケアする「多世代包括ケアクラウド」と呼ぶ仕組みづくりに取り組むカナミックネットワーク 代表取締役社長の山本拓真氏が、介護分野におけるイノベーションの可能性について展望する。
山本 拓真(やまもと・たくま)
カナミックネットワーク 代表取締役社長
山本 拓真(やまもと・たくま) 2000年に富士通システムソリューションズ(現富士通)入社。2005年にカナミックネットワークに入社し、2014年から代表取締役社長。2016年東証マザーズ上場。2018年東証一部上場。日本スタートアップ支援協会顧問、ミス・ワールド・ジャパン・京都理事長、厚生労働省「ICTを活用した地域包括ケアシステム調査研究委員会」事務局、総務省「医療・福祉情報サービス展開委員会」委員、総務省「クラウド・センサーの医療・介護分野における利活用に関する懇談会」構成員、総務省「クラウドセキュリティ研究会」部会構成員などを歴任。2010年から東京大学高齢社会総合研究機構共同研究員、国立がん研究センター外来研究員として、千葉県柏市での地域包括ケアシステム構築のモデル事業「柏プロジェクト」に参画。