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開発原理

手土産を忘れるな

“開発の達人”が説く! 守るべき掟 #24

  • 多喜 義彦=システム・インテグレーション 代表取締役
  • 2017/07/07 05:00
  • 1/2ページ
イラスト:ニシハラダイタロウ
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 仕事で会社に伺うときに、手土産を持参することは多い。その際は、初対面だからよろしくと、相手が構えないような、たわいない菓子折りが定番のようだ。

 実は私、手土産を持っていくことはあるが、初めて訪問する会社には、意識して別の手土産も用意する。

 その手土産とは、情報である。

 情報というと大げさかもしれないが、その会社に役立つ(であろう)、私から見たその会社の特徴や良いところなどを最初に申し上げるのである。

 別に、ヨイショをするわけではない。本当に思うことを率直に申し述べるだけである。

 私がそれをするようになったのは、若い頃、クライアントのご担当と一緒にお客さんを回っていて気付いたことがあったからだ。営業で行くときもあったし、発注先に下見に行くこともあった。時には、紹介を受けて表敬訪問的にも伺った。

 そこで、ご担当が最初に何をするかというと、相手に手土産(いつもの菓子折り)を渡す。すると、相手は他の会社が来るときと同じ対応をしてくるのだった。

 少し分かりにくい表現で恐縮だが、菓子折りを出すということは、他の会社と同じことをしているわけで、その時点で、他社と同じ扱いになってしまうことに気付いたということである。

 そして私は、これを「もったいないな」と思ったのである。

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