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開発原理

遠近両用

“開発の達人”が説く! 守るべき掟 #19

  • 多喜 義彦=システム・インテグレーション 代表取締役
  • 2017/04/27 05:00
  • 1/2ページ
イラスト:ニシハラダイタロウ
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 開発を進める中で、他社のチカラを借りたいときもある。この時、従来からご縁のあった会社にお願いするのもよいが、今まで、全くご縁の無かった、それも異業種の会社にお世話になるのもよいことだ。

 そして、出来ればその両方を意識してバランスよくお付き合いするのがよいと思う。言わば、近くも見えるし遠くも見える遠近両用メガネのようなことだ。

 実は私、遠近両用のメガネをたくさん持っている。見栄で持っているのではなく、それぞれの度(レンズの屈折率の強さ)が微妙に違っていて、何となくではあるが、目玉の遠近調整筋肉(正式に何と呼ぶのか知らない。恥!)が鍛えられているのではないかと思うからである。

 断わっておくが、これは全くの私見であり勝手な理屈である。そうではあるが、以前、同じ眼鏡をある期間使い続けていたときには直ぐに度が進んでしまい、半年から一年おきにさらに度の強いメガネをつくるということを繰り返していたのである。

 それが、同じ時期につくった複数のメガネを毎日取り換えて使うようになってからは、数年に一度くらいに、メガネをつくり代える間隔が長くなったのである。

 その理由は多分、同じメガネを使い続けるとその度になれてしまい、目玉の遠近調整筋肉が怠けて緩み、結果、度が進んでしまうのではないかと思う。

 対して、同時につくったメガネを取り換えながら使うと、毎日微妙に違う焦点合わせのために調整筋肉が鍛えられ、結果として、度の進行が抑えられるのではないかと、勝手な理屈を考えたのである。

 この理屈が正しいのかどうかは分からない。しかし、いささか議論が飛躍するのを承知で言わせてもらえば、開発の仲間づくりも同じではなかろうか。

 つまり、いつも同じ会社では気(筋肉)がゆるみ、ナアナアの世界になってしまう。なれ合い同士の開発は、ダラダラ・ユルユルになってしまうのである。

 その点、今まで付き合いのなかった会社は未知のことが多く、お互い、良い意味での緊張感もあって、よく確認しながら進めることでシャキッとするのである。

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