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開発原理

切られても切るな

“開発の達人”が説く! 守るべき掟 #15

  • 多喜 義彦=システム・インテグレーション 代表取締役
  • 2017/03/02 05:00
  • 1/2ページ
イラスト:ニシハラダイタロウ
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 人のご縁は難しい。こちらがよしと思っても、むこうが嫌なら仕方ない。いくら良かれと動いても、その人の意に添わなければ嫌われる。

 ときに、片想いのように尽くしても、相手にとってはこちらの勝手な都合。そんなもの、お前の好きでやっているのだから関係ないと取り付く島がない。

 開発を進めるとき、当たり前だが相手がいる。それは、顧客であったり協力企業であったり、同僚であったり、厄介な上司や部下もいる。実に色々な人を相手に、開発を進めなければいけないのである。

 この時、いずれにおいても良好な関係ならばいいのだが、ときにこじれることもある。こちらはいいと思っても相手が嫌と言うなら、それは上手く行かないことになる。中にはストレートにもうお終いとばかりにプツンと切られることもある。

 この、切られたときにどうするか。それが開発を進めるうえで後になって利いてくる。切られたからこちらも切るのでは何も残らないし、それこそ、お終い(おしまい)になってしまう。

 開発を進める、いや、進めたいなら、切られてもこちらは切らないことだ。それが原則なのである。

 誰しも、こちらが良かれと思うのに一方的に切られたらうれしいはずはない。それも、一生懸命にしてあげたならなおさらだ。不愉快と言って終わればいいが、それでは気持ちが収まらないのは当然だ。悔しいし、その気持ちを晴らすために、エイッ、こちらだって切ってやるという気になることもある。

 だが、何回も言うが、開発を進めたいなら、決して切ってはならない。例え、罵詈雑言を浴びせられ、誹謗中傷の目に遭っても、こちらは決して切ってはいけないのである。

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