日本医療機器開発機構(JOMDD)は2018年夏、イスラエルのデジタルヘルススタートアップを支援するNPO団体であるmHealth Israelとの共同企画として、米国中西部4都市(デトロイト、クリーブランド、ピッツバーグ、コロンバス)の医療機関を視察訪問するツアーを実施した。

 ツアー2日目は、コロンバスにあるオハイオ州立大学(OSU)の取り組みのレクチャーを受けるとともに、「The James」と呼ばれるがん治療センターを見学した。今回は写真を中心に紹介していく。

レクチャーを受けたオハイオ州立大学の建物
レクチャーを受けたオハイオ州立大学の建物
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 訪問した企業がITをベースにしたヘルスケア向けのサービスを手掛けているため、オハイオ州立大学側もデジタルに特化したレクチャーを用意してくれた。すなわち(1)ディープラーニングを使ったAIの開発と活用、(2)病理のデジタル化、(3)オハイオ州立大学のデジタル化の戦略のレクチャーである。