世界の大手義足メーカーが参加、ハイレベルの戦いに
このパワード義足部門では大手義足メーカのアイスランドのÖssur社と、ドイツのOttobock社が合計5チームもエントリーしている。両社が既に製品化済みの義足を日常的に使っているパイロットが参加し、レベルの高い種目となった。
さらにÖssur社のパイロットの1人は、正真正銘のアスリートである。大腿義足クラスのやり投げチャンピオンでもあるHelgi Sveinsson選手(アイスランド)だ。
一方、Xiborgのパイロットは、日本の大腿義足クラスのやり投げチャンピオンである真野雄輝選手(古賀オール)である。テクノロジープロバイダーとしては、かなりぎりぎりの調整となってしまって練習時間が数日ととても短くなってしまったが、このやり投げ対決にも注目が集まった。
次回は、身体の動きとテクノロジーの役割をサイバスロンの義足競技にそって書く予定だ。
Xiborg 代表取締役