パワード義足の6つのタスクとは
6つのタスクは、以下の通りだ。
通常、大腿義足のユーザーは両足交互に階段を登ることはない。健足で1段登り、義足を同じ段の位置に引き上げる形で1段ずつ登るのが一般的な方法だ。このタスクでは階段のステップを両足交互で1段ずつに登らなければならないので、義足側で体重を引き上げることが求められている。非常に難しいタスクだ。
このように一つひとつのタスクに、従来の義足では困難であった要素が含まれており、非常に考えられたコースとなっている。競技部門の名前はパワード義足となっているが、実は義足は従来のような受動的なものでも能動的なものでも参加ができる。義足のできない部分を身体能力で補うことも可能なのだ。