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パワーデバイスを安心・安全に使う勘所

部品が語る

パワーデバイスの未来を描く思考回路III #2

  • 多喜 義彦=システム・インテグレーション 代表取締役、パワーデバイス・イネーブリング協会 理事
  • 2017/12/22 05:00
  • 1/3ページ

 事業を考えるときにはよく、ヒト・モノ・カネといわれます。経営資源としての人材、物資、資金ということですが、IoTを考えるときにも同じようにヒト・モノ・カネという視点から考察することが肝要です。

 そもそもIoTとは「あらゆるモノがインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、斬新なビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術」というのが、一般的な理解です。しかし私は、モノはもちろんのこと、コトやヒト、そして事業もインターネットを通じてつながり、そこに新しいビジネスが生まれると考えています。

 そこで今回は、その一つである「モノのIoT」とはどのようなことか、そこにフォーカスすることにいたします。

 モノのIoTを一口で言うなら、あらゆるモノに半導体が装着されること、となります。この半導体の意味は時に「LSI(large scale integrated circuit、大規模集積回路)」であり「メモリー(記憶装置)」となりますが、いずれにしても半導体というデバイスが搭載されるということです。

 では、モノに半導体が搭載されるとどうなるでしょうか。大げさに言い換えれば「あらゆるモノ(機械装置や部品)にコンピューターが付く」、もっと言えば「部品が語る」ことになります。

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