今回は、パワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体テスト技術者検定」の過去問題を紹介する(本コラムの詳細はこちら、PDEAについてはこちら、半導体テスト技術者検定の教科書についてはこちら、検定の問題集についてはこちら)。

 本コラムで紹介する半導体テスト技術者検定問題の13問目として今回出題するのは、静電気耐圧試験である。静電気は日常生活の様々な場面で多様な現象を起こすが、半導体デバイスにとってはデバイスの破壊にもつながる重大なリスクである。このため、信頼性の観点から特別なケアが必要となる。

 問題の難易度は★★★(本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい)。検定に合格するためには間違えたくない問題である。よく考えて解答してほしい。

【問題13】難易度:★★★

静電気耐圧試験で規格化されていないモデルはどれか。以下の中から選びなさい。

 (1) マシンモデル

 (2) 人体モデル

 (3) アレニウスモデル

 (4) デバイス帯電モデル