今回もパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体テスト技術者検定2級」の「設計と製造」分野の問題を紹介する(本コラムの詳細はこちら、PDEAについてはこちら、半導体テスト技術者検定の教科書についてはこちら、検定の問題集についてはこちら)。

 今回紹介するのは、演算回路の一種である多数決回路(多数決機能を表わす組み合わせ回路)に関する問題である。多数決回路は高信頼化のための冗長設計においてよく用いられる回路であり、組み合わせ回路の例としてもしばしば利用される。

 今回の問題の難易度は★★★(本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい)。設計分野の方には比較的易しい問題だが、製造分野の方には多少難しいかもしれない。よく考えてしっかりと正解してほしい。また、解説も参考にして理解を深めてほしい。

【2級 設計製造】
【問題2】難易度:★★★

多数決機能を表す組み合わせ回路を、(1)~(4)の中から選びなさい。