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HOME新産業スタートアップ桑島浩彰の日本再発進 > シリコンバレーで日本はノーチャンス? 現地コンサルタントに聞く

桑島浩彰の日本再発進

シリコンバレーで日本はノーチャンス? 現地コンサルタントに聞く

米Blue Field Strategies ジョン・メツラー社長 × リンカーズ 桑島浩彰(1)

  • 2017/06/05 05:00
  • 1/4ページ

製造業に携わる企業と企業をつなぎ、足りないピースを埋めるためのマッチングサービスを運営するリンカーズ(詳しくはこちら)。その専務取締役で米国事業を一手に担う桑島 浩彰氏が、日米間の現状に詳しい識者との対談するシリーズ。今回は、シリコンバレーのコンサルティングファーム米Blue Field Strategies社の社長で、桑島氏の旧友でもあるジョン・メツラー氏に、シリコンバレーにおける日本企業のチャンスについて聞く。

ジョン・メツラー(Jon Metzler)氏
米Blue Field Strategies社の創業者兼社長。カリフォルニア大学バークレー 校Haas School of BusinessにてITストラテジーと日本のテーマのクラスをもつ。出版、放送、通信、位置特定技術、デジタル・メディアなどの経験をもち、各領域にて新規事業の立ち上げに携わる。90年代に日本に滞在し朝日新聞出版局やTBS、CBS Newsで勤務。北カリフォルニアのJapan Societyの会長も務める。Linkers アドバイザー。

桑島氏:今日はシリコンバレーでの市場調査や戦略立案などを専門とするコンサルティングファームの社長で日本企業とも関係が深いジョン・メツラー(Jon Metzler)さんをお招きしました。今回から数回に分けて、シリコンバレーの現状を、歴史も含めて聞いていきます。

早速ですが、最近、ハードウエアやものづくり関連の事業がシリコンバレーで勢いを増しています。IoTやそれに付属したウエアラブルなどです。

 ただ、製造系の事業はやはり簡単ではなく、シリコンバレーも壁にぶつかっています。ところがシリコンバレー発のデバイス系スタートアップの製造機能は現状、ほとんどが中国の深センの企業に流れています。日本の企業は情報という意味でも、ビジネスという意味でも、蚊帳の外に置かれているように思うのです。そこが私の問題意識です。

日本企業はなぜ蚊帳の外?シリコンバレーのハードウエアブーム

 日本のものづくりや技術に関わる方々に、今、シリコンバレーで起きていること、日本企業にできていることやできていないことを伝えたい。ジョンさんの視点で、日本企業の問題点や今後なすべき戦略についても伺いたいと思っています。

 最初にまず、ジョンさんの簡単な自己紹介、特に日本との関わりと、ジョンさんの会社であるBlue Field Strategies社について教えていただけますか。

メツラー氏:ありがとうございます。ドリームインキュベータ時代に知り合って以来ですから桑島さんとはもう5年ほどのお付き合いになりますね。

 私はBlue Field Strategies社の創業者兼社長です。ベンチャー企業の事業拡大を主な業務に設立して9年ほど経ちます。今は情報通信、ICTの領域の大手企業の支援が増えています。

 具体的には市場調査とその実行支援、投資案件の発掘、そのためのデューデリ(買収対象企業の調査)などです。日系企業の場合は、駐在員がいない顧客企業の代理として我々の方で動く場合もあれば、駐在員と一緒になって動く場合もあります。

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