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北中萌恵の関西ものづくり日記

仕事で得た知見には他人が欲しがる価値がある

  • 北中 萌恵=リンカーズ 執行役員 大阪支店長
  • 2017/08/07 05:00
  • 1/5ページ


 あなたが社内で新事業を任されたとする。まずは、基礎知識を仕入れたい。でも社内にその分野を知る人はいない。業界に知人もいない。そんな時どうすればいいか。そんな悩みを解決するスタートアップ企業が「ビザスク」です。アドバイザーとして登録された「その道のプロ」に、謝礼を払うことで相談に乗ってもらえるプラットフォームを提供しています。2017年3月1日に大阪支社をオープンしたビザスク 大阪支社長の仁木遥俊氏に、リンカーズ執行役員で大阪支店長を務める北中萌恵氏がお話を伺いました。

ビザスク 大阪支社長の仁木遥俊氏(左)とリンカーズ 執行役員 大阪支店長の北中萌恵氏(右)。(写真:太田未来子)
[画像のクリックで拡大表示]

北中氏: まずは、ビザスクの事業内容についてお聞かせください。

仁木氏:「世界中の知見をつなぐ」ということをビジョンとして掲げて活動しています。世の中、いろんな人がビジネスの経験や、その経験に基づく意見を持っていて、我々はそれを知見と呼んでいます。この知見を組織、世代、地域を超えて、集めつなぐことで世界のイノベーションに貢献したいと考えています。具体的なサービスにしたものが、「スポットコンサル」。当社の持つ約4万人のプロフェッショナルネットワークから1時間のインタビューで、疑問に思っていることを解決していただくというものになります。

 スポットコンサルには2つの提供方法があります。気軽にご利用いただけるのがWebマッチングというサービスで、1時間平均1万5000円程度で利用できます。ユーザー自らが弊社のWebサイトを検索し、求めるアドバイザーを探してインタビューができるというものです。

 もう1つはVQというフルーサポートサービスです。こちらは間にプロジェクトマネージャーというビザスクのスタッフが入り、適切なインタビュー相手を探し、ミーティングの日取り設定までをご支援します。当然依頼主の手間が省けるだけでなく、当社を介することによる匿名相談、当社ネットワーク外の方からのアドバイザーリクルートも行うなど、より広いサービスを提供しています。こちらは1時間平均7~8万円となっています。

 この他にも業界情報についての連続講義形式のセミナーを行ったり、中長期での業務委託など、様々な形での知見活用を行っています。

 今、アドバイザーとして登録していただいてるのは4万人くらいですね。業種の偏りは大きくないですが、1番多いのは製造業になります。その他業種も幅広くカバーするとともに、担当業務も現場から経営まで多岐に渡っています。

編集部:顧客の方々はどうしてビザスクを利用されているのでしょうか。

仁木氏:これからは、ものづくりにしてもビジネスつくりにしても、1人ではどうにもならない時代になります。1人でやっていては遅い。この傾向が強まりつつある中で、課題を早く効率よく解決する手段としてご利用頂いています。

 特にものづくりの業界の人の話を聞いていて思うのは、ハードとソフトの境界がどんどんなくなりつつあること、最終的にはすべてものがネットを介在しないと成立しないものづくりの世界になりつつある、という変化に危機感を覚えている方々が多いこと。でも、どちらも得意という人はいない。ここで必要なのは、うまく融合するような仕組みづくりです。自分達が媒介になって、面白い製品、面白いサービスがどんどん出てきて、世の中が豊かになればと思います。

 今はまだまだその理想に向かっている段階ですが、知見をつないで、皆が当たり前のように知見やナレッジのやり取りをして新しいものを生み出していく。その世界観を実現していきたいと考えています。

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