連載主旨

クラウド、IoT(Internet of Things;もののインターネット)、人工知能(AI)、ロボット…。いま話題の最新技術は、世の中を大きく変えると言われています。それは企業にとって危機でもあり、逆に大きなチャンスでもあり得ます。

企業が「変革」を「チャンス」に変えるには、まずは最新技術を正しく、かつ具体的に理解することが大切です。

ところが、最近はいわゆる「バズワード」、すなわち人目を引くものの、実は定義が曖昧なキャッチフレーズに関する情報が氾濫しています。これにより、間違った判断をする企業や人が後を絶ちません。情報が抽象的であったり、成功事例に偏っていたりすることが原因です。

誤解をなくし本質を捉えるべく、新進気鋭のIoTコンサルタントが最前線に立つ技術者の視点から最新技術を斬ります。

伊本貴士(いもと たかし)
メディアスケッチ 代表取締役 兼 コーデセブン CTO、サートプロ IoT技術講師、
IoT検定制度委員会メンバー
伊本貴士(いもと たかし) 新進気鋭のIoTコンサルタント。日経BP社の「技術者塾」でIoTに関する講座を持つ人気講師でもある。IoTやAIはもちろん、技術に関する洞察力が深い。
2000年にNECソフト入社、Linuxのシステム構築を主な業務として行う。フューチャーアーキテクト、クロンラボの情報戦略マネージャーを経て、メディアスケッチを設立。IoTを中心に企業への技術支援、教育支援のコンサルティングを行う。研究分野では人工知能・無線セキュリティ・ロボット制御を中心に研究を行う。Linux、IT人材育成、IoTの分野における講演多数。