フラットパネルディスプレー(FPD)は1990年前後から本格的な量産が始まった。それ以来、FPD産業は30年間成長を続けている。その間、技術や製品の継続的な進化とともに、新たな製品や市場が生み出されてきた。一方、新規プレーヤーの参入や需給バランスの変動、さらには業界再編などの動きもあった。
2017年のディスプレー業界のトッピクスを取り上げた前編(転換期の到来を予感させるディスプレー産業)に続き、後半では2018年のディスプレー業界を、過去30年の産業動向と2017年の状況を考慮しながら予測する。筆者の視点で、それぞれ3つのキーワードでまとめてみた。
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