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鵜飼育弘のテクテク見聞録

120型超の壁紙型テレビを目指す、塗布型有機ELの開発

第78回 応用物理学会 秋季学術講演会 報告

  • 鵜飼 育弘=Ukai Display Device Institute
  • 2017/09/26 05:00
  • 1/6ページ

1. はじめに

 「第78回 応用物理学会 秋季学術講演会」(2017年9月5~8日、福岡)で開催されたシンポジウム「新物質/量子構造に基づく発光デバイス研究の最前線と展望」からの報告の第2回。今回は、「有機ELの最前線」と題した、山形大学 有機材料システムフロンティアセンター教授の城戸淳二氏の講演を取り上げる。同氏は、有機EL研究開発および実用化への取り組みについて報告した。

2. 有機ELの実用化経緯

 1980年代後半から実用化に向けて本格的な研究開発がスタートした有機EL素子は、1997年に実用化が始まった。現在ではスマートフォン、スマートウオッチ、タブレット端末などの表示部に使用されており、大型テレビも実用化が始まった。今後は、低コスト化が進み、液晶と競合しながら大型テレビ分野において市場占有率を高めていくと期待されている。

 また、照明用の全固体型発光デバイスとしては現在、有機ELよりも早く白色無機半導体発光ダイオード(LED)が既に普及モードに入り、液晶ディスプレーのバックライトばかりでなく照明器具としても普及し始めている。これを追って、有機ELも市場形成に取り組んでいる。

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