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HOMEロボット日経Robotics編集部から > 機械学習の世界的研究者に聞いた日本のAIの未来

日経Robotics編集部から

機械学習の世界的研究者に聞いた日本のAIの未来

  • 進藤 智則=日経Robotics編集長
  • 2017/07/19 05:00
  • 1/1ページ

今月発売の日経Robotics 8月号の読みどころをご紹介します。

 おかげさまで本誌『日経Robotics』は8月号で創刊二周年を迎えました。ご愛読いただいている読者の皆様、ご支援いただいている方々に深く御礼申し上げます。

 創刊二周年企画として、今号では機械学習・人工知能(AI)分野で世界的な成果を持つ人物へのインタビューをお届けしました。

 理化学研究所 革新知能統合研究(AIP)センター長を務める杉山将氏です。世界的研究者の視点から見ると日本のAIの現状はどう見えるのか。日本のAIの今後について熱い思いを語っていただきました。

理研AIPセンター長の杉山氏(写真:加藤 康)

 誌面では、今、話題のAI技術と杉山氏の業績との関連も解説しております。ぜひご一読いただければ幸いです。

世界初、マイク1本で話者分離

 三菱電機がディープラーニングを用いて世界初の技術を実現しました。ロボットではユーザーの音声認識を行う際、マイクロフォンアレーを用いて特定の方向の音声のみを抽出することが多く行われてきました。

 今回、三菱電機はマイクロフォンアレーを使わず、わずか1本のマイクのみで複数の話者の音声を分離することに成功しました。方向を基にして分離するのではなく、機械学習により声色などを基に分離しています。

 実際に分離後の音声を聞いてみましたが、元の音源に入っていた他者の声はほとんど消えており、特定の人の声のみ抽出されます。ロボットのユーザーインタフェースに革新を起こしうる技術と言えるでしょう。今号では、この三菱電機の技術についてディープラーニングの内部構成を含めて詳細に解説しています。

米国では配達ロボ禁止の動きも

 自動車業界で高い技術力を持つデンソーが、ドローン事業に本腰を入れ始めました。「可変ピッチ機構」という独自技術を生かし、橋梁などのインフラ点検分野にいよいよ参入します。橋梁の損傷などもディープラーニング技術により自動で検出します。今号では、このデンソーのドローン事業の現状について4ページにわたって報告いたしました。

 公道を走って料理などを届ける配達ロボットを禁止しようとする法案が、米国サンフランシスコで提出されようとしています。米国のロボットベンチャー、Starship Technologies社のロボットなどを想定した動きです。今号では、この配達ロボット禁止法案提出の中心人物であるサンフランシスコ市議へのインタビュー記事をお届けしました。

なぜディープラーニングは汎化する?

 気鋭のAIベンチャー、Preferred Networks(PFN) 創業者副社長の岡野原大輔氏に毎号執筆いただいている「AI最前線」では、今回は「なぜディープラーニングは汎化するのか」というテーマを解説いただきました。ディープラーニングを使っている方であれば誰もがお世話になる、“あの手法”がカギになっているようです。

 最新号ではこのほか、日本製粉によるコンビニ弁当製造での協働ロボットduAroの適用、東芝による福島第一原発向けの水中調査ロボット、連載「SLAMとは何か」:Graph-Based SLAMの解説、といったトピックを掲載しております。

『日経Roboticsデジタル版』を開始します

 最後に1つお知らせです。本誌は今夏、デジタル版のサービスを開始いたします。有料ご購読者の方であれば、Webブラウザ上で本誌の全コンテンツをご覧いただけるようになります(ログイン等が必要です)。具体的なサービス開始日時は未定ですが、7月末ころまでにはサービスを開始したいと存じます。使い方やアクセス方法などの詳細は次号の誌面、および本誌メールマガジン、本誌Facebookページなどで順次ご案内して参ります。

ぜひこの機会に「日経Robotics」のご購読をご検討ください。

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