定番の山寨機がスマートフォン化して登場!
ファーウェイやオッポ、ビーボといったスマートフォンメーカーが、アップル、サムスンの牙城を崩さんばかりにシェアを伸ばしている一方で、中国では“山寨機(シャンジャイジ)”と呼ばれるチープでうさん臭い端末もいまだに売られている。山寨機を扱っている店は、携帯電話の卸売市場などに限られるので、買うならオンラインショップが楽だ。
筆者もこれまでもさまざまな山寨機を購入してきたが、結局は使いものにならず、話の種のためのオブジェと化している。理由は従来の山寨機がフィーチャーフォンであり、OSが中国語と英語しか対応していないからである。
今回紹介するのは、山寨機の独特なデザインを継承したスマートフォンだ。山寨機としては以前から自動車型のフィーチャーフォンがあるのだが、そのスマートフォン版が登場したのである。言うまでもなくスペックは貧弱だが、Androidを搭載したおかげで日本語のウェブサイトも表示可能になった。