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トヨタに迫れ!検図の極意

だから、フロントローディングができないのです

第2回 検図とDRの意義

  • 中山聡史=A&Mコンサルト 経営コンサルタント
  • 2017/02/24 05:00
  • 1/3ページ
中山聡史=A&Mコンサルト 経営コンサルタント
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 前回(第1回「設計の基本原理」)、図面作成の時間が取れないという問題を解決するために、2つの仕組みを実現したらよいと紹介しました。[1]フロントローディング開発プロセス、[2]検図の仕組みの確立、です。このうち、今回は[1]のフロントローディング開発プロセスの詳細について説明していきたいと思います。

 フロントローディング開発プロセスの定義は、以下の通りです。

「製品開発のプロセスで業務の初期工程に負荷をかけ、作業を前倒しで進める手法のこと。できる限り早い段階で多くの問題点やリスクを洗い出して対策する。これにより、初期段階から設計品質を高めることができる」──。

 もっとシンプルに言うならこうです。さまざまな部門から、予測される問題点をあらかじめ抽出してもらい、後工程で発生する問題を最小限にとどめることです。

 「いまさらフロントローディングか」と感じる人がいるかもしれません。では伺いますが、本当にフロントローディングを実現できていますか? というのは、フロントローディングを実践するには、さまざまなツールが必要となるからです。単に「フロントローディングを実行します」と宣言するだけでは、何も変わらないことでしょう。フロントローディングは「改革」です。改革を起こすためには、しかるべき仕掛けが必須というわけです。

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