これは何という偶然! いや先見の明か…。

 本日開催された、経済産業省主催の「ヘルスケア産業の最前線2017」。その第3部として「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017」が先ほど、終了しました。

今回のイベントのメディアパートナー。大手新聞社に交じってます…
今回のイベントのメディアパートナー。大手新聞社に交じってます…
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 同コンテストは昨年に引き続き2回目の開催。こちらの記事でも紹介しているように、「課題解決策のモデルがまだまだ世の中に不足している。ヘルスケアの登竜門を作りたかった」(経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 課長補佐の富原早夏氏)という思いのもとに始まった企画です。

 同コンテストの詳細レポートをはじめ、本日の「ヘルスケア産業の最前線2017」の第1部~第3部の様子は、こちらの日経デジタルヘルス特設サイトで順次報道していきます。

 が、それに先立って、今回の「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017」の結果、お伝えしちゃいます。

 122社の応募の中から書類審査で選出された6社のベンチャーが、本日のコンテストでプレゼンしました。6社は、エルピクセル、ヘルスグリッド、トリプル・ダブリュー・ジャパン、O:、リクルートライフスタイル、メドレーです。

コンテスト表彰式後のフォトセッション
コンテスト表彰式後のフォトセッション
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 この中から見事、優勝したのは…。トリプル・ダブリュー・ジャパンでした [リンク先は「日経デジタルヘルス年鑑2017」 Web版のベンチャー総覧から]。

 トリプル・ダブリュー・ジャパンといえば、排泄予知デバイスを手掛けているベンチャーとして日経デジタルヘルスでも何度か取り上げてきました。

 実は、日経デジタルヘルスでは、新コラム「デジタルヘルス・トレンド」を来週月曜日からスタートする予定にしていました。デジタルヘルス・トレンドは、特定のテーマに関してプレーヤー(取り組み)の「一覧表」をウリに、最新動向をお伝えしていくコラムです。その第1弾のテーマとして仕込んでいたのが「排泄」でした。もちろん、記事の中では、今回優勝したトリプル・ダブリュー・ジャパンも取り上げています。

 これは運命のいたずら…。それは、言い過ぎですが、せっかくなので、これは早く出す(公開する)しかない! ということで、月曜日公開予定だった記事を、さきほどのコンテスト直後に公開しました。トリプル・ダブリュー・ジャパンをはじめとする「排泄」周辺の最新動向をまとめています。ぜひ、ご覧ください。

■デジタルヘルス・トレンド
もう「お漏らし」は怖くない
“排泄”はデジタルヘルスの新鉱脈となるか(上)