「これ、ものすごいメンバーですね…」「傍聴だけでもしてみたかった!」――。

 この週末、筆者のもとにたくさんの反響が届きました。それもそのはず、これだけのそうそうたるメンバーが一堂に集まったんですから。

 日経デジタルヘルスは、新たな試みとして「座談会」を企画。「情報化が切り拓く、ソーシャルホスピタル実現への処方箋」と銘打つ3回の座談会です。その第1回を、先週金曜日(2017年1月27日)に開催したのです。

座談会の様子。ちなみに、この場所は、ドラマ「下町ロケット」の取締役会の舞台になった場所だとか…
座談会の様子。ちなみに、この場所は、ドラマ「下町ロケット」の取締役会の舞台になった場所だとか…

 この座談会に特別協力していただいた、日本マイクロソフトの執行役員 会長である樋口泰行氏の挨拶を皮切りに繰り広げられた議論は、とても刺激的なものでした。何しろ、ありきたりのパネリストのプレゼンはなし。というのも、これだけの多忙なパネリスト全員に事前の「宿題」としてフレームワークを埋めていただき、論点を整理してから始めたのです。

 その事前宿題の整理から当日の議論までを仕切っていただいたのが、今回の座談会の座長を務めていただいた、医療法人鉄祐会 理事長で株式会社インテグリティ・ヘルスケア 代表取締役会長の武藤真祐氏です。その武藤氏の仕切りのもとで進められた第1回の座談会のテーマは、2020年の健康・医療・介護・医療制度のあるべき姿と現在のギャップ。

 さて、どんな議論が繰り広げられたのか――。その内容は、日経デジタルヘルスで順次、報道していきますので、お楽しみに。

 なお、今後開催する全3回の座談会を通した議論は、一つの提言にまとめつつ、「日経デジタルヘルス 特別編集版」として冊子化する予定にしています。

 最後になりましたが、今回の座談会のメンバーはこちらです。

~座長~
医療法人鉄祐会 理事長 株式会社インテグリティ・ヘルスケア 代表取締役会長 武藤 真祐 氏

~パネリスト~
経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 課長 江崎 禎英 氏
厚生労働省 医政局 地域医療計画課 課長 佐々木 健 氏
総務省 情報流通行政局 情報流通高度化推進室 室長 吉田 宏平 氏
内閣官房 健康・医療戦略室 参事官 岡本 利久 氏
佐賀県 政策部 政策課 さがデザイン担当 主査 円城寺 雄介 氏
千葉市 保健福祉局 地域包括ケア推進課 医療政策班 主査 久保田 健太郎 氏
福岡市 保健福祉局 健康先進都市推進担当部 部長 中村 卓也 氏
東埼玉総合病院 地域糖尿病センター センター長 中野 智紀 氏
京都大学医学部附属病院 医療情報企画部 教授 黒田 知宏 氏
日本訪問看護財団立あすか山訪問看護ステーション 統括所長 平原 優美 氏
日本介護福祉士会 会長 石本 淳也 氏
ファルメディコ 代表取締役社長 狭間 研至 氏
日本マイクロソフト 医療市場担当 遠山 仁啓 氏
インテル インダストリー事業本部 清水 由香 氏