for Tokyo2020!
目次
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ロンドン2012から東京2020へ
山嵜一也氏の連載「for Tokyo2020!」も今回が最終回。ロンドン五輪とともにあった12年間の英国生活を総括しつつ、東京2020への展望を記してもらった。
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祭りの後、そして東京を捉え直す
2012年にロンドンで盛り上がりを見せたパラリンピックは、日本の現状を捉え直す絶好の機会だった。そう山嵜一也氏は指摘する。21世紀の国際都市、成熟都市には何が求められているのだろうか。
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「やぐら」に徹した競技施設
2012年、不況まっただ中だった英国ロンドンでの五輪開催を、山嵜一也氏は振り返る。当初は仮設建築に懐疑的だった山嵜氏だが、会期中の街の盛り上がり触れて思いを新たにする。(ケンプラッツ)
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根があれば建物を動かす、世界遺産への配慮
世界遺産の街、グリニッジでロンドン五輪の馬術競技場を建設する。会期終了後には、完全に元の状態に戻さなければならない。その工事監理を担当することになった山嵜一也氏は、厳しい制約への対応に走り回った。五輪開催まで、残り5カ月を切っていた。(ケンプラッツ)
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21世紀型の五輪と出会い開眼
五輪が開催される2012年をロンドンで迎えた山嵜一也氏。不況による解雇を免れ、王立グリニッジ公園での仮設競技施設のプロジェクトの監理を任じられる。誘致段階から五輪プロジェクトとつかず離れずの関係だった山嵜氏の眼前に、リアルな21世紀型五輪の姿が浮かび上がってきた。
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明日をも知れぬ身で五輪跡地を展望
転職先の模型制作場で1年半の“修行”を積んだ山嵜一也氏は2005年、設計者として改めてスタートを切った。いくつものプロジェクトを経験した後、欧州最大級の地下鉄駅改修工事の現場事務所に出向となる。現場に常駐している間に、英国には不況の波が押し寄せていた。(ケンプラッツ)
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“金魚鉢”の中から英国建築界をのぞく
500社余りの就活の果てに、正式に勤めることができた小さな設計事務所もクビになった山嵜一也氏。しかし、模型制作の腕を見込まれて、大手設計事務所アライズ・アンド・モリソン・アーキテクツに採用されることになった。CAD、CG全盛時代にひたすら模型を作り続ける毎日を過ごした山嵜氏は、ここで五輪誘致のための…
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就活500社+解雇、たどりついた五輪の仕事
今回は山嵜一也氏の渡英から最初の五輪関連プロジェクトに至るまでの、3年間の軌跡を紹介する。観光ビザから始まった就職活動や、街場の小さな設計事務所での不安定な生活の経験が、その後の山嵜氏の英国での活動や考え方に大きく影響を与えた。この期間がなければ、山嵜氏が五輪プロジェクトに携わることもなかった。(ケ…
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ロンドン五輪開幕4日前の夜、全てがつながった
2013年9月7日、2020年の夏季五輪の開催都市が東京に決定した。五輪の存在は、開催地の建築関係者にどのような影響を及ぼすのか。12年間の英国滞在中、2012年のロンドン五輪施設プロジェクトに携わった建築家・山嵜一也氏の体験を連載することで、確かめてみたい。
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