トヨタ、ホンダ、日産、マツダの日系自動車大手4社の中国での販売は、引き続き好調だった。5月単独も、1~5月の合計も対前年同期比で増加した。5月に販売台数が最も多かったのはホンダで、11万5584台(対前年同月比で16.2%増)である。
ホンダは、1~5月の合計販売台数の増加率も、対前年同期比で19.0%と日系企業の中で1位となっている。これは、上記期間中に中型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「冠道」(日本名:AVANCIER)で1.5Lターボエンジン搭載車を投入したり、コンパクトSUVのVEZELが引き続き人気だったことなどが、販売好調の要因である。また、ハイブリッドシステム「i-MMD」を搭載したアコードも中国で話題となっている。