中国工業と情報化部が3月14日に公表した「2月の自動車産業の経済運営状況」によると、自動車の生産台数は216.0万台、対前年同月比で33.8％増、販売台数は193.9万台、同22.4％増と、いずれも高成長だった（図1）。また、1月と2月の合計も、生産は452.9万台、販売は445.9万台、対前年同期比でそれぞれ11.1％増と8.8％増と、1月の下落傾向から増加傾向に転じた（関連記事「中国自動車、1月の生産と販売は下落傾向」）。
図１ 2015～2017年中国自動車の月別販売台数（「銷量」は「販売量」の中国語。出典：中国工業と情報化部）
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乗用車としては、2月の生産台数は184.7万台、販売台数は163.3万台、対前年同月比でそれぞれ31.5％増と18.3％増だった（図2）。その中で、セダンの販売台数は76.9万台、対前年同月比は15.1％増、SUV（スポーツ・ユーティリティー・ビークル）は同67.3万台、同40.0％増、MPV（多目的車）は同14.8万台、同15.2％減、クロスオーバー車は同4.3万台、同25.1％減であった。セダンとSUVは好調な反面、MPVとクロスオーバー車は不振と正反対な状況となった。また、1月と2月合計の乗用車販売台数は385.1万台で、対前年同期比で6.3％増となった。
図2 2015～2017年中国乗用車の月別販売台数（出典：中国工業と情報化部）
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