aiboの骨格に相当するマグネシウム合金のフレームに後脚を取り付けた。続いて、背中部分の作業に取りかかる。注目は、ソニーがaibo向けに新たに開発した感圧・静電容量式タッチセンサーである。

しっぽの土台はグラスファイバー入り樹脂

aiboのボディ背中部分に取り付けるしっぽユニット
aiboのボディ背中部分に取り付けるしっぽユニット
荒木氏が手に持っているのが、尾を動かす2軸(「上下」と「回転」)のアクチュエーターや同アクチュエーター向けドライバー基板を樹脂フレームに一体にしたユニット。同基板には、モータードライバーやマイコンなどが実装されている。しっぽの土台をはじめとする体中の様々な部位で採用した樹脂フレームには、グラスファイバーやカーボンファイバーを含ませた剛性が高い樹脂を使っている。
[画像のクリックで拡大表示]
しっぽユニットを背中に取り付け
しっぽユニットを背中に取り付け
[画像のクリックで拡大表示]
しっぽユニットの配線
しっぽユニットの配線
ユニット上の小型基板のコネクターにフレキシブル基板を差し込む
[画像のクリックで拡大表示]