日産自動車は2016年11月2日、小型車「ノート」を部分改良して発売した(図1~4)。最大の特徴は、パワートレーンにシリーズ・ハイブリッド・システム「e-POWER」を採用したモデルを追加した点だ。e-POWER搭載車の価格は177万2280円(税込み)から。

図1 部分改良した「ノート」。外観デザインも変更した
図1 部分改良した「ノート」。外観デザインも変更した
[画像のクリックで拡大表示]
図2 後部から
図2 後部から
[画像のクリックで拡大表示]
図3 横から
図3 横から
[画像のクリックで拡大表示]
図4 前から
図4 前から
[画像のクリックで拡大表示]

 e-POWERのシステムは、モーターと電池、インバーターで構成する電気自動車(EV)のパワートレーンをベースに、エンジンと発電機を追加したもの(図5)。エンジンを駆動力に一切使わず、発電に専念させる方式のパワートレーンで、充電口は備えておらず、ガソリンの給油のみで走行する(関連記事1)。

図5 「e-POWER」のシステム概要
図5 「e-POWER」のシステム概要
[画像のクリックで拡大表示]