マツダは2017年3月13日、新型の中型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「CX-5」を、同年11月から防府工場(山口県防府市)でも生産すると発表した(図1、2)。

新型「CX-5」
図1 新型「CX-5」
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 同社は現在、新型CX-5を本社宇品第2工場(広島市南区)で造っている。2017年2月に日本で発売した同車は、発売後約1カ月で月間販売計画の約7倍となる1万6639台を受注した(関連記事:新型「CX-5」、発売後1カ月の受注は計画の約7倍)

 また2017年春以降、北米など海外でも順次発売する計画である。日本における好調な販売と今後の海外展開に備えて、生産体制を強化する。防府工場に二つある生産ラインのうち、余力がある一つのラインを使って生産する計画だ。

マツダの防府工場
図2 マツダの防府工場
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