トヨタ自動車は6年ぶりに全面改良した中型セダン「カムリ」を、2017年7月10日に発売した。セグメントを超えて部品を共通化する設計手法「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を用いて、プラットフォームとパワートレーンを開発。排気量2.5Lのエンジンと「THSⅡ」と呼ぶハイブリッドシステムを組み合わせる。JC08モード燃費は33.4km/L。同社の堤工場で生産し、月間の目標販売台数は2400台。価格は329万4000円(税込み)から。
カムリ
目次
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新型カムリ、発売後1カ月の受注台数は計画の4.8倍
トヨタ自動車は2017年8月10日、全面改良して7月10日に発売した新型セダン「カムリ」の日本における受注台数が1万1000台を超えたと発表した。
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新型「カムリ」のサイドエアバッグ、3バッグ構造の新型採用
豊田合成が供給、年間250万台に搭載へ
トヨタ自動車は2017年7月10日に発売した中型セダンの新型「カムリ」のサイドエアバッグに、豊田合成と共同で開発した3バッグ構造の新型を採用した。従来品では、乗員の胸を保護するバッグと腰を保護するバッグの2バッグ構造としていた。新型では、肩および胸後用バッグ、腰用バッグ、胸前用バッグの3個のバッグ構…
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新型「カムリ」にゴルフバッグを4個以上積めるワケ
荷室を従来モデル比で20%広く
「ゴルフバッグを4個、さらに中型のカバンを2個積める」――。2017年7月中旬に開催したトヨタ自動車の中型セダン「カムリ」の発表会にて、車両開発の担当技術者はこう述べた。日本市場向けにお披露目したハイブリッド車(HEV)モデルでは、先代モデルからサスペンションの形式や電池の搭載位置を変更。後部荷室の…
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カムリのHUD、2.5m先に10インチの映像表示
デンソー製を搭載か
トヨタ自動車は2017年7月10日に発売した中型セダン「カムリ」で、フルカラーのヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)を搭載した。運転者の視点から約2.5m先に約10インチの大きさで映像を表示できる”大画面化”が特徴だ。供給する部品メーカーはデンソーと見られる。トヨタが4代目「プリウス」で選んだ矢崎…
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新型カムリ、40mm低いフロントフードで前方見やすく
フロントサスペンションの配置変更で実現
トヨタ自動車が2017年7月10日に発売した中型セダン「カムリ」では、先代モデルに比べて約40mmフロントフードの高さを下げることに成功した。運転者の前方視界を広げて視認性を高める。運転時のストレスを減らすことができる
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新型「カムリ」、1.2GPa以上の高張力鋼板をボディーに初適用
トヨタ自動車が2017年7月10日に日本で発売した新型セダン「カムリ」は、ボディー骨格への超高張力鋼板の使用比率を増やして、衝突安全性を高めた。
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新型カムリの自動ブレーキ用センサー、Continental社に軍配
トヨタ自動車の新型セダン「カムリ」の自動ブレーキ用センサーは、ドイツContinental社が供給した。同車は、歩行者検知機能付き自動ブレーキを含む安全支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」(TSSP)を全車に標準装備する。
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トヨタの新型「カムリ」、共通化手法ついにパワトレへ
6年ぶりの全面改良
トヨタ自動車は2017年7月10日、中型セダン「カムリ」を6年ぶりに全面改良して発売した。セグメントを超えて部品を共通化する設計手法「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を用いて、プラットフォームとパワートレーンを開発。排気量2.5Lのエンジンと「THSⅡ」と呼ぶハイブリッドシ…
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トヨタ「カムリ」、日本仕様はリチウムイオン電池だけ
電池セルはパナソニック製
トヨタ自動車の新型セダン「カムリ」の日本仕様車は、ハイブリッドシステムの車載電池としてリチウムイオン電池を採用した。北米仕様車ではニッケル水素電池を搭載するグレードもある。燃費性能で電池を使い分けた。