ホンダは2016年3月10日、燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」のリース販売を開始した。パワートレーンをフロントフード下に収納することで、セダンタイプのFCVで初めて5人乗りの室内空間を実現した。航続距離はJC08モードで約750km。車両を販売する場合の参考価格は税込みで766万円から。
クラリティフューエルセル
目次
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ホンダの新型FCV、新日鉄住金など2社の980MPa級高張力鋼板を採用
ホンダは2016年3月に日本でリース販売を開始した新型燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」のボディー骨格に、新日鉄住金とJFEスチールの2社から調達した980MPa級の高張力鋼板を採用した。
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ホンダの新型FCV、積層型GFRPでリアバンパー部品を50%軽量化
ホンダの新型燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」は、リアバンパー部品にドイツLANXESS社の積層型GFRP(ガラス繊維強化樹脂)を採用した。軽量素材のGFRPを適用することで、鋼板製の従来部品と比べて50%軽量化した。バンパー部品のような大型部品をGFRPで一体成型したのは「世界で初…
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ホンダFCVのセル、出力密度50%向上 反応効率高める
ホンダの新型燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」に採用した燃料電池セルは、反応効率を高めることで出力密度を50%向上し、体積を20%削減した。従来は化学反応で生成した水が水素や空気の流れる通路を塞ぐことがあった。今回、生成する水をセル内で循環させることで通路の詰まりを抑え、反応効率を高…
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東レの炭素繊維材料、ホンダが新型FCVに採用
東レは2016年4月5日、同社の炭素繊維材料がホンダの新型燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」に採用されたと発表した。採用されたのは、燃料電池(FC)セルの電極のガス拡散層に使うカーボンペーパーと、高圧水素貯蔵タンク用の高強度炭素繊維の2種類。FCセルの性能向上や小型化、タンクの軽量化に…
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ホンダの新型FCV、新プラットフォームで水素タンクや電池を守る
ホンダが2016年3月10日に日本でリース販売を開始した新型燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」は、電動車両向けの新プラットフォームを採用した。
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ホンダの新型FCV、軽量素材の多用でボディー質量を15%軽く
ホンダが2016年3月10日に日本でリース販売を開始した新型燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」は、高張力鋼板やアルミニウム(Al)合金などを多用して軽量なボディーを実現した。
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ホンダが新型FCVを発売、航続距離は750km
ホンダは2016年3月10日、燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」のリース販売を開始した。パワートレーンをフロントフード下に収納することで、セダンタイプのFCVで初めて大人5人乗りの室内空間を実現した。航続距離はJC08モードで約750kmを達成。水素タンクの容量は141Lで、充填圧力…