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2014/02/17 16:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 体の表面や体内など、体の周辺に配置した各種のセンサーやデバイスで構築する近距離無線ネットワークのこと。ボディ・エリア・ネットワーク(body area network)の略である。

 近距離無線としては「PAN(personal area network)」という概念が存在するが、さらに伝送距離を短くして人体周辺に限定したものを指す。具体的には、体内あるいは体外に装着した複数のセンサと、それらのセンサから取得したデータを収集するためのハブ(携帯電話機などのゲートウエイ装置)で、極めて短距離のネットワークを構成する。

ban
BANの構成例(出典:富士通)

 BAN向けの無線通信方式は、2012年2月にIEEE802.15.6として規格化された。医療・ヘルスケア分野への適用を前提に策定された規格であるため、伝送の信頼性が高く、厳格なセキュリティーや緊急データの優先伝送などが基本仕様として設定されている。さらに、身に着けるタイプの小型センサーの利用を想定して消費電力を低く抑えており、ボタン電池で駆動できる。

 IEEE802.15.6の物理層は複数の無線方式で構成される。具体的には、400MHz帯から2.4GHz帯までの周波数を用いた狭帯域通信、インパルス方式のUWBを利用した超広帯域通信、人体を信号の伝送媒体として用いる人体通信である(関連記事:飛び立つワイヤレス・ヘルスケア)。

表1 BANと主な短距離無線通信規格の比較(表:NICTやノルディック・セミコンダクターの資料を基に本誌が作成)
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