自動車リサイクルは既存の静脈産業である解体事業者や破砕事業者が大きな役割を担うので,自動車メーカーは再生部品や再生材の流れを直接把握することが難しい。そこで,国の審議会が調査した解体/破砕工程までのリサイクル率83%に,シュレッダダストのリサイクル分を加えたものをリサイクル実効率としている。