process variation

 製造時に生じるプロセスのばらつき,またはそれによるデバイス特性,遅延のばらつきを指す。

 例えば,OPC(光学近接効果)によるマスク・パターンと実際の形状のずれや,露光(リソグラフィー)時のフォーカシングのずれ,アライメントのずれ,拡散工程での拡散むら,エッチングむら,CMPの研磨むらなどによって発生する。

 遅延に影響を与えるプロセスばらつきには,ゲート長ばらつきや不純物注入ばらつき,配線形状のばらつきなどが考えられる。