sum, propagation operation, add operation

 確率変数の和をとる演算のこと。

 例えばセル出力の遅延値は,セル入力の遅延値とセル遅延値のSUM演算を行うことによって求める。

 確率分布を求めるには畳み込み積分を行う。セル入力遅延値,セル遅延値の密度関数をそれぞれfX(x),fY(y),分布関数をFX(x),FY(y)とおくとSUM演算の密度関数fz(z),分布関数Fz(z)は畳み込み積分によって次のように求められる。

確率分布が正規分布のとき,SUMの分布も正規分布になる。