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spatial correlation

 距離依存ばらつきが存在するために生じるセル間,配線間の相関のこと。

 2つの素子間の距離がゼロのとき相関は1であり,距離が長くなるほど相関が減少する傾向を持つ。

 SSTAで空間相関を扱う手法がいくつか提案されている。EDAベンダーのツールに採用されている代表的なモデルは,チップを格子状の領域に分割し,各領域同士の相関をパラメータとしてセル(配線)遅延を計算する手法である。これを「Grid model」と呼ぶ(下欄を参照)。


Grid model