微小で細長い形状のチップ部品をプリント基板上に並べてリフロー炉などに通してハンダ付けする場合,細長いチップがビルのように立ち並んでしまうことがある。これを,高層ビルが建ち並ぶ米国ニューヨークのマンハッタンの街並みにたとえて「マンハッタン現象」と呼ぶことがある。

 部品が立ってしまう原因としては,ハンダの表面張力や温度の上昇のタイミングなど,多様な要素がからまって起こるとされている。