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ボロハイドライド
ボロハイドライド
ボロハイドライド(NaBH4)は水と反応して水素を発生するため,燃料電池に供給する水素の貯蔵材料として利用できる。原料はNa2B4O7(ホウ砂)であり,ここからNaBO2(二酸化ホウ素ナトリウム)を誘導し,水素化してNaBH4を得る。
例えば2005年5月,セイコーインスツルがノート・パソコンや一眼レフ・カメラ向けに開発していることを公表した。この他,自動車メーカーの一部ではNaBH4を使った貯蔵タンクの検討を進めており,試作車への搭載も始まっている。
NaBH4は,そのままでは空気中の水分と反応してしまうため,NaOHなどのアルカリ水溶液に溶かすことにより安定化させ,保存する。安定化したNaBH4から水素を発生させるには触媒を使う(図)。例えば,フッ化水素吸蔵合金を使う。反応は常温・常圧で進む。NaBH4の課題は高価なことである。

図 NaBH4の生成,水素発生,再生フロー
(日経エレクトロニクスと日経ものづくりによる共同別冊「燃料電池2005」より抜粋)
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