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ガンダムやボブが太陽電池の人材確保に貢献

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2008/11/07 14:40
河合 基伸=日経マイクロデバイス

 「西暦2307年。化石燃料は枯渇したが,人類はそれに代わる新たなエネルギーを手に入れていた。3本の巨大な軌道エレベーターと,それに伴う大規模な太陽光発電システム。しかし,このシステムの恩恵を得られるのは,一部の大国とその同盟国だけだった」(機動戦士ガンダムOO ファースト・シーズン ホームページより)。

 私が子供のころに夢中になった「機動戦士ガンダム」。現在は,「機動戦士ガンダムOO」セカンド・シーズンが放送中です。冒頭に紹介した機動戦士ガンダムOO ファースト・シーズンの設定では,化石燃料に代わるエネルギー源として太陽光が使われています。機動戦士ガンダムOOを視聴した子供たちには,太陽電池の可能性が強く印象付けられたことでしょう。

 子供向けのテレビ番組で太陽電池を取り上げることは,太陽電池関連事業を志す子供が増える効果が期待できます。急速に進む太陽電池の普及に対して,課題となっている人材不足を解決する一助になるでしょう(ちなみに私は「電子立国日本の自叙伝」の影響で,半導体技術者になりました)。

 ガンダムのほかに,私の3歳の息子が夢中のテレビ番組「ボブとはたらくブーブーズ」にも太陽電池が頻繁に登場します。先日は,灯台に太陽電池と蓄電池を組み合わせたシステムを設置するお話でした。その影響で,わが子は紙で太陽電池を作ったりして遊びます。シャープの太陽電池のコマーシャルにも「あ,太陽電池」と反応するほどです。

 先日のスペイン出張では,「ボブとはたらくブーブーズ」のおもちゃをお土産として購入しました。日本よりも品揃えが多く,海外での人気の高さが伺えました。ホームページを見ると,英語やドイツ語,スペイン語,イタリア語などさまざまな言語が用意されています。子供たちの太陽電池への関心は,世界規模で高まっているようです。日本も負けてはいられません。

 今後,太陽電池関連事業を志す子供の数は,どこの国が多くなるのでしょうか。人材の確保は,競争力を高めるのに重要です。日本でも,子供向けテレビ番組や学校教育などで,太陽電池を取り上げる機会を増やすことが有効になると考えます。

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