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やはりショックです

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2006/12/11 10:00
望月 洋介(日経エレクトロニクス編集長)

 NECエレクトロニクスの売上高が,2006年の半導体ランキングで世界トップ10から外れそうです。米iSuppliが発表したこの値はあくまでも予測値で,今後,変わる可能性はありますが,多くの新聞記事やWEB記事で取り上げられたので皆さん,ご存知でしょう(「米AMD社と韓国Hynix社がトップ10入り,2006年の半導体メーカーの予想ランキングをiSuppli社が発表」を参照)。長く半導体分野を見てきた立場から,やはり,このニュースはショックです。

 約1年前,NECの半導体部門のランキングについて,このコラムで取り上げました(2005年10月31日付けNEブログ「NECの半導体に思うこと」を参照)。1980年代にナンバー・ワンだった同社のランキングが十数年かけて下がっていく理由を,その時代時代の経営者がどのように説明したかを紹介しました。その後,多くのコメントをいただきましたが,基本はやはり「選択と集中」「経営者のビジョンと指導力」ができたかどうかなのだと思います。

 ランキングが一度下がって,その後,ポジションを高めた会社は少なくありません。米Intelは今でこそ半導体分野で君臨し続けたように思われていますがトップ10から外れたこともあります。米Texas Instruments社にしても大きくランキングを落としていましたが,返り咲いています。日本でもエルピーダメモリはその典型例ではないでしょうか。一方で,ランク外に落ちて,そのまま消えていった会社も多々あります。NECエレクトロニクスには,ぜひ前者のようになってもらいたいと思います。

 ところで,半導体の話題について,その規模が大きくなっているように感じていますが,皆さんはどう感じますでしょうか。再編は企業レベルが取りざたされ,動く資金は1兆円を超えるようになりました。海外の半導体メーカーの分社化とファンドによる買収,エルピーダの台湾における大型投資などです。一方で見えなくなっているのがソニーです。一時期は半導体が事業発展の根幹だとしてソニーは人材をものすごい勢いで集めましたが,45nm技術に向けてその態度はあいまいになっているように感じます。3〜4年ごとに世界の半導体における再編の記事を書いてきましたが,2007年は日本の半導体メーカーにとって大再編が起こりそうです。

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