セミナー/イベント
NEアカデミー

最先端組み込みマルチコア/メニーコア技術を習得

~高性能・低消費電力化のための基礎から活用技術

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お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

今や、マルチコア/メニーコアは、マイクロプロセッサーを活用した電子機器システムの構築に避けては通れない技術となっています。

しかしながら、その潜在能力を最大限に引き出し、性能や電力効率の優れたシステム構築は簡単ではなく、マルチコア/メニーコア出現に至った技術的背景、ハードウエアとしての理論的特性、その利用におけるソフトウエア要件、そして製品へ導入する際の注意点など、さまざまな観点からの理解が必要となります。特に、カメラや自動車、ロボットなど、多様な用途が想定される組み込みシステムでは、各種制約を満足させるマルチ/メニーコアの使いこなしが極めて重要です。

NEアカデミーでは、「理論面と実践面の双方から、マルチ/メニーコアを理解する」ことを目的に、基礎・理論から実応用までを見据えて解説します。

まず、マイクロプロセッサー・アーキテクチャーの変遷を示すと共に、ヘテロジニアス・マルチコア・アーキテクチャーが登場するに至った背景を解説します。そして、高性能化や低消費電力化など、さまざまな設計制約を満足する上で重要となるハードウエア/ソフトウエア技術ならびに設計最適化の考え方などを説明し、マルチコア/メニーコア・システム開発に必要となる知識の習得を目標とします。また、画像認識応用に特化したヘテロジニアス・マルチコアに着目し、その設計思想や開発アプローチを事例を通して紹介することで、実践的な応用への理解を深めます。

概要

日時:2014年09月11日(木)10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:BIZ新宿(東京・西新宿)
主催:日経エレクトロニクス
協力:日本情報技術センター

受講料(税込み)

  • 一般価格54,000円
  • 日経エレクトロニクス読者価格43,200円
  • 一般価格には「日経エレクトロニクスDigital版セット購読(最新号1冊+1年26冊)」が含まれます。 ご送本開始は開催後になります。
  • 日経エレクトロニクス(雑誌、Digital版、Digital版セット)定期購読者は、NE読者価格でお申し込みいただけます。
  • 日経エレクトロニクスPremium定期購読者は、Premium読者価格(一般価格の50%割引)で受講いただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む「日経エレクトロニクスDigital版セット購読」を登録させていただく方には、NEニュースを配信設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

10:00 - 12:00

アーキテクチャー技術

九州大学
大学院システム情報科学研究院 情報知能工学部門 准教授

井上 弘士 氏

マイクロプロセッサーの基礎から最新技術までを俯瞰し、全般的な組み込みマルチ/メニーコア・アーキテクチャーを解説する。そして、マイクロプロセッサー構成法が性能や消費電力特性に与える影響を理解するとともに、アーキテクチャー技術の習得を目指す。

1-1. シングルコア・アーキテクチャー基本構造、ハードウエア/ソフトウエアのインタラクション、高性能低消費電力化技術を中心に、マイクロプロセッサーの基礎を解説。

1-2. マルチ/メニーコア・アーキテクチャー
一つのチップに複数のマイクロプロセッサーを搭載したマルチコア・アーキテクチャーを体系化し、構成の違いが生み出す利点欠点を解説する。また、メニーコア化の本質を探ることで、チップ内並列処理の基本技術を習得。

1-3. アクセラレーター・アーキテクチャー
GPUに代表されるアクセラレーターのアーキテクチャーを俯瞰し、さまざまなアクセラレーション方式を体系的に分類整理することで、技術動向の変遷を理解。

1-4. 今後の方向性

ビッグデータ時代を迎える中、今後の組み込みマルチ/メニーコア・アーキテクチャーの将来動向と展望を探る。

昼休憩(名刺交換)(12:00 - 13:00)

13:00 - 15:00

ソフトウエア技術

立命館大学
理工学部 電子情報工学科 教授

冨山 宏之 氏

アプリケーション開発で使用するプログラミングモデルを紹介し、ソフトウエア開発に関する動向を解説する。また、組み込みシステムにおいて重要となる、リアルタイム性を考慮したOS技術を紹介する。

2-1. プログラミングモデル
ヘテロジニアス・マルチコア・マイクロプロセッサーにおいては、種類の異なるコアを効率良く活用するためのソフトウエアをいかに開発するかが、極めて重要になる。そこで、アクセラレーションの活用を意識した場合のプログラム構成(プログラミング・モデル)について解説。

2-2. プログラミング言語と処理系
アクセラレーションを前提とした、いくつかのプログラミング言語が提案されている。その中でも、標準化が進んでいるOpenCLに着目し、その言語と処理系に関する詳細を解説する。ここから、ヘテロジニアス・マルチコア・プロセッサーでのプログラム開発とその実行形態を理解。

2-3. リアルタイムOS
組み込みシステムでは、処理に要する最大の時間が制約として定められる場合が多い。このようなリアルタイム性の保証を可能にするためには、OSによる資源管理や実行制御が重要となる。そこで、リアルタイムOSの実現法を体系化するとともに、その動作原理を概説。

休憩(15:00 - 15:15)

15:15 - 16:45

応用技術

トプスシステムズ
代表取締役 博士(情報科学)

松本 祐教 氏

アプリケーション・ドメインに特化した、2つの研究開発事例を紹介する。ソフトウエア・アルゴリズム、ハードウエア、ソフトウエアの各階層を跨いだ協調設計事例を紹介し、これらを通してヘテロジニアス・マルチコアの活用ならびに応用技術を理解する。

3-1. リアルタイム・レイトレーシング
TOPS Systems社が開発した、ヘテロジニアス・マルチコア向けTOPSTREAMプラットフォーム・アーキテクチャーに基づく、応用の詳細を解説する。プロセッサー・コアが搭載すべき機能の決定や階層メモリ構成などを概説。

3-2. ビデオ・マイニング
要求処理能力が高く、既存のプロセッサーでは実現困難な次世代アプリケーションのひとつに、ビデオ・マイニングがある。ソフトウエアの切り替えにより、さまざまな機能を実現できる柔軟性を持ち、極めて高性能でスケーラブルなヘテロジニアス・メニーコア・アーキテクチャーであるSMYLEvideoを題材に、その開発指針や最適化技術を概説。

16:45 - 17:00

質疑応答

井上 弘士 氏、冨山 宏之 氏、松本 祐教 氏

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

講師紹介

井上 弘士 氏 (いのうえ こうじ)

九州大学 大学院システム情報科学研究院 情報知能工学部門 准教授

井上 弘士 氏

1996年 九州工業大学大学院 情報工学研究科情報科学専攻 博士課程(前期) 修了
1996年 横河電機 入社
1999年 米Halo LSI Design & Device Technology, Inc. (フラッシュメモリ開発に従事)
2001年 九州大学大学院 システム情報科学研究科情報工学専攻 博士課程(後期)修了
2001年 福岡大学 工学部電子情報工学科 助手
2004年 九州大学大学院 システム情報科学研究院 助教授、現在に至る
    コンピュータ・アーキテクチャーに関する研究に従事

冨山 宏之 氏 (とみやま ひろゆき )

立命館大学 理工学部 電子情報工学科 教授

冨山 宏之 氏

1999年 九州大学 博士後期課程修了 博士(工学)
1999年 カリフォルニア大学アーバイン校 客員研究員
2001年 九州システム情報技術研究所(現在 九州先端科学技術研究所) 研究員
2003年 名古屋大学大学院 情報科学研究科 講師
2010年 立命館大学 理工学部 教授、現在に至る
    SoC上流設計技術、組み込みシステム設計技術などの研究開発に従事

松本 祐教 氏 (まつもと ゆうこう)

トプスシステムズ 代表取締役 博士(情報科学)

松本 祐教 氏

2006年 東京大学大学院 工学系研究科よりMOT認定
2007年 東北大学大学院 情報科学研究科 博士(情報科学)の学位取得
日本テキサス・インスツルメンツ、ブイ・エム・テクノロジー、米TI本社などを経て、1999年より現職。2012年、Cool Soft社を設立し、代表取締役
DSP、x86互換、スーパースカラ、マルチコア・アーキテクチャー等プロセッサー開発歴27年。高速シミュレータ、低消費電力上流設計手法、HW/SW協調設計の研究開発も手掛ける。応用分野は画像認識、画像処理、マルチメディア圧縮伸張、無線信号処理、暗号処理システムなど。日本電子デバイス産業協会(NEDIA) 理事。

■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

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