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ものづくり塾

機械システムのモジュール化を実現する設計手順書の作り方

品質・コスト改善、期間短縮、技術力向上、設計の自動化を同時に実現

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お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

総合技術型製品の自動車が、モジュラー型製品へと変わりつつあります。独Volkswagen社の「Modular Toolkit Strategy」に対し、トヨタ自動車は「Toyota New Global Architecture」、日産自動車は「日産CMF (Common Module Family)」で追随するという構図です。こうした動きを受けて、あらゆる総合技術型の機械製品でモジュール化の動きが加速しています。

しかし、部品のモジュール化はそう簡単には実現しません。部品だけを眺めるのではなく、部品仕様を決定する機能/性能/レイアウトなどの設計パラメータをモジュール化し、次に部品仕様をモジュール化するという手順を踏まなければなりません。設計パラメータから部品仕様を決定する手順を“見える化”するには、「設計手順書」を作成する必要があります。

設計手順書は、部品のモジュール化だけでなく品質向上(Q)、コスト削減(C)、設計期間短縮(D)にも有効です。さらに、新人の即戦力化、技術伝承、技術力強化といった効果も期待できます。設計手順書通りにプログラミングをすることで、「設計の自動化システム」になります。さらに、製品設計から部品設計まで自動化した設計プログラムをつなぎ合わせると、「設計開発の自動化システム」ができあがります。

ものづくり塾では、自動車などの輸送機械、工作機械などの産業機械、モータ/ポンプなどの要素機械を例に、機械システムをモジュール化するための設計手順書の作り方を解説します。

さらに、受講者には以下の特典をご提供します。
[1] 表計算ソフトで作られた社内の技術計算プログラムを、第三者が理解できるように可視化した形に自動変換する「Excel計算プログラム整列可視化ソフト」
[2] 製品仕様データベースを介して、設計プログラムをつなぎ合わせて、設計開発の自動化を実現するSMS (Specification Management System)のテンプレート

概要

日時:2014年01月29日(水)10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:Learning Square新橋 6F(東京・新橋)
主催:日経ものづくり

受講料(税込み)

  • 一般価格48,000円
  • 日経ものづくり読者価格39,000円
  • 一般価格には、「日経ものづくり購読(最新号1冊+1年12冊)」が含まれます。ご送本開始はセミナー開催後になります。
  • 日経ものづくり定期購読者は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む「日経ものづくり購読」を登録させていただく方には、日経ものづくりNEWSを配信設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

講師紹介

日野 三十四 氏 (ひの さとし)

モノづくり経営研究所イマジン 所長

マツダに30年以上勤務し、技術情報管理や技術標準化を推進後、2000年に経営コンサルタントとして独立。韓国の世界的な電機メーカーを皮切りに、国内最大手の重工業メーカー、電機メーカー、産業機械メーカー、電力システムメーカーなどに対し、モジュラーデザイン(MD)のコンサルティングを行ってきた。2004年に広島大学大学院 教授に就任し、産学連携活動を通じてMDを普及。2008年に同大学退職、経営コンサルティング業を再開。日本アイ・ビー・エムなどのコンサルティング各社の顧問を歴任した。2011年6月、MDをさらに普及させるべく、コンサルティング会社を中心とした「日本モジュラーデザイン研究会」を設立。
主な著作に、『トヨタ経営システムの研究 永続的成長の原理』(2002年、ダイヤモンド社。韓国/台湾/米国/タイ/中国/ブラジルで翻訳出版し、2003年に日本ナレッジ・マネジメント学会 研究奨励賞、2007年には米Shingo Prize 研究賞を受賞)、『実践 モジュラーデザイン 改訂版 工場空洞化時代に勝ち進むために』(2011年、日経BP社。改訂前の版が韓国で翻訳出版、2012年に日本生産管理学会 研究賞を受賞)。他論文多数。

プログラム詳細

10:00 - 17:00

【1】設計手順書とは何か

製品設計プロセスの標準形と設計手順書の位置付けを説明します。次に、「標準設計」(標準化した製品モデルをベースにした個別製品設計)の基本概念を説明します。

【2】構想設計手順書/見積設計手順書

見込み生産型製品における製品企画/構想設計、受注型製品における標準機設計/見積設計の手順を解説します。

革新製品の開発手順に従って製品を革新し、革新製品を基に製品ラインアップを体系的に整備し、製品ラインごとのオプション展開表を作成します。次に、製品のシステム設計を標準化するために、標準製品システム図(機能ブロック図、レイアウト図、配管/配線図の標準図)を作成します。市場導入時または受注時の個別製品は、製品ラインアップから該当製品を抜き出すとともに、オプション展開表から該当するオプションを選定します。個別製品のシステム設計は、標準製品システム図から該当する機能ブロック図、レイアウト図、配管/配線図を抜き出して行います。受注型製品では、客先仕様に左右されないストックポイントを明確にして、それ以下の部品を標準化しておくことも有効です。

【3】詳細設計手順書

詳細設計手順書は、製品~ユニット~部品~生産設備間の整合を取るために、製品全体設計(基本設計)→ユニット設計→部品設計→生産設備設計というように、上位から階層的に作成します。また、階層別の機能設計→形状設計→品質検証→生産性検証という流れについて、機能設計の重要性とその方法を説明します。

設計手順書は、ジェネラル・フローチャート→ディテール・フローチャート→ドキュメントと展開することによって、作成する方法を説明します。モジュール化は、製品全体~ユニット~部品~生産設備間の仕様がかみ合うようになって初めて実現できるので、そのための基本的な仕掛けである「モジュール数とその使い方」を徹底的に教授します。

設計開発は、頂上が見えない山登りに例えられます。設計者は本当の頂上を見付けるために、製品仕様を何回も変えてみては要求仕様への適合性を確認する「設計検討」を行います。設計では、この設計検討が最も時間がかかり、ノウハウを必要とするので、この設計検討のプロセスも詳細に明らかにして手順書化する方法も示します。

【4】エレ・ソフトの設計手順書

近年はメカ・エレキ・ソフトが融合した製品が増えているため、エレキとソフトの「標準設計」を基本とした設計手順書の作り方を簡単に説明します。

【5】設計の自動化

設計手順書は、過去に機能/機構/構造が同じ製品の設計経験があって、仕様だけが異なる製品の設計方法を手順書化したものです。設計の90%はこのルーチン設計です。従って、設計手順書(設計検討手順を含む)通りにプログラミングすれば、劇的に設計期間が短縮する「設計の自動化システム」ができあがります。ただし、自動化に伴い設計の中身までブラックボックスになっては、技術の停滞を招きます。ここでは、Microsoft Excelを用いて、設計手順が形式知化された「ホワイトボックス」のまま、設計の自動化を実現する方法を提示します。

さらに、多くの企業では表計算ソフトで作られた膨大な資産があるものの、中身がブラックボックスのために十分活用されていないという現実があります。そこで、それらを「Excel計算プログラム整列可視化ソフト」によって、自動的に形式知化されたホワイトボックスにする方法を示します。

【6】設計開発の自動化

コンピュータ化された設計計算プログラムの実行局面では、設計検討の都度、計算プログラムに仕様をハンド入力したり、ある設計計算プログラムの計算結果を他の計算プログラムにハンド入力したりするといった「付加価値ゼロ」の時間が多くあります。仕様だけが異なる大半のルーチン設計では、最上流の仕様を計算プログラムに入力したら、製品レベル、ユニットレベル、部品レベルの計算プログラムに仕様が自動転送されて全ての仕様が自動的に決定されることが理想です。プログラム実行のための仕様を自動入出力するための、一元化された製品仕様管理システムSMS(Specification Management System)のテンプレートとその構築の方法について解説します。

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

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