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Trillion Sensors Summit Japan 2014

~1兆個のセンサが医療/農業/建物/交通を覆う~

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Japanese / English

日経BP社では多数の皆様からのご要望にお応えし、 「Trillion Sensors Summit Japan 2014」のすべての講演をもとに編集した講演録を 発行しました。詳細はこちらをご覧ください。

毎年1兆個のセンサを活用する。そのような"Trillion Sensors Universe"の実現に向けて、米国は産学連携の取り組みを推し進めています。1兆個は、現在のセンサ需要の100倍、世界の70億人が150個ずつ使う規模です。

Trillion Sensors Universeでは、医療・ヘルスケア/流通・物流/農業/社会インフラなどのあらゆる部分が、センサで覆われ、コンピュータにつながります。ビッグデータの適用範囲を一層広げ、社会や生活を大きく変えることになるでしょう。

こうした動きは、2013年10月に米国で開催の会合「TSensors Summit」に始まりました。「Trillion Sensors Summit Japan 2014」は、その日本版です。提唱者が来日してビジョンを語り、賛同するICT業界のリーダーも登壇します。さらに、1個ずつにセンサを搭載した錠剤や使い捨てイメージ・センサなどの斬新な技術について、技術責任者が自ら解説します。 

TSensors Summit」は"Trillion Sensors Universe"を10年以内に実現することを目指す会合です。第1回は、2013年10月23日に米Stanford University(米国カリフォルニア州)で開催し、"Trillion Sensors Universe"を実現するロードマップを作成していくことを宣言しました。今後も毎年、米国のほか、日本、中国、欧州で開催する予定です。
* 当初予定していた米Motorola Mobility社のKaigham Gabriel氏は、同氏を取り巻く諸般の事情により、急遽参加できなくなりました。このため、米TS Summit社ChairであるJanusz Bryzek氏の人選を踏まえて、ベルギーIMECのSywert Brongersma氏による講演に変更いたしました。

お申し込み受付は終了しました

※満席のため、当日受付はありません。

概要

日時:2014年2月20日(木)~21日(金)
各日10:00~18:00(開場09:30)予定
会場:コングレスクエア(東京・中野)
主催:日経テクノロジーオンライン/
日経BPイノベーションICT研究所、米TSensors Summit Inc.
協賛:

受講料(税込み)

  • 一般価格80,000円(2日間)
  • 日経テクノロジーオンライン有料会員価格69,000円(2日間)
  • ■一般価格には、「日経テクノロジーオンライン有料会員」1年間の利用料金が含まれます。ご利用開始はセミナー開催後になります。
  • ■日経テクノロジーオンライン有料会員は、会員価格でお申し込みいただけます。
    『日経テクノロジーオンライン有料会員』のご案内はこちら
    (※日経テクノロジーオンライン有料会員は、雑誌の定期購読や、無料の日経テクノロジーオンライン会員とは異なります。有料会員ではない方が会員価格でお申し込みいただいた場合、一般価格を適用とさせていただきます。予めご了承ください。)
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

1日目 2月20日(木)

10:00 - 10:50

“1兆個センサの世界”が創る社会と生活

米TSensors Summit社 Chair
米Fairchild Semiconductor社
VP, MEMS and Sensing Solutions

Janusz Bryzek 氏(Ph.D.)

詳細

TSensors Summitの発起人であり、複数のセンサ関連ベンチャを創設してきたBryzek氏が、1兆個のセンサがばら撒かれる社会・生活を語る。創業したベンチャ企業7社は、Fairchild社のほか、米Intel社や米GE社が買収。事業的な観点からも“1兆個センサ”の可能性に着目している。



以下は同氏からのメッセージ

 ウエアラブル機器、IoT、デジタルヘルス、デジタル製造業などがグローバルな経済トレンドとして台頭している。
 こうした経済トレンドはコンピューティング、通信、センシングの融合に基づいている。
 このような成長の基盤は七つの指数関数的技術によって形作られているが、その一つがネットワーク化されたセンサー群である。
 経済的インパクトは、2020年までに19兆米ドル分のグローバルな経済成長に相当すると予測されている。これは世界GDPの20%以上に相当する規模であり、人類史上最大のビジネス機会となる。
 経済成長によってセンサー需要は2013年の120億個から2033年には45兆個に拡大すると見込まれる。
 こうした経済成長の結果として「潤沢(Abundance)な世界」が実現し、モノやサービスへの世界需要と供給が均衡し、飢えや医療の欠如といった地球規模の問題が解消されるだろう。
 この経済革命はグローバルな産業界を再編する。10年以内に世界最大級の「段階的にしか進歩しないリニア」な企業の4割が姿を消し、指数関数的に発達する新組織に取って替わられるだろう。

10:50 - 11:30

Emerging IOT Usages & Apps for Trillion+ Sensors

米Intel社
Senior Strategist and Technologist, Insights and Market Research

Sandhiprakash Bhide 氏

詳細

Sandhi will present a vision for emerging IOT usages and Apps. There will be many roadblocks in implementing this vision. But these roadblocks will offer endless opportunities to innovate, energize and offer products and services for global sensing, intelligent sense-making, and provide solutions to solve many issues we will increasingly face in the future, such as pollution, traffic and congestion, inefficient transportation, management of key energy resources, deteriorating soils and inefficiencies in food productions, healthcare, medicine, and informatics, personal and global security, and secure worldwide commerce. Solving these mega-problems would require Trillion+ sensors, 50B devices, analytics and a range of applications and innovation from businesses, citizens, and government agencies - all working together.

休憩(11:30 - 11:40)

11:40 - 12:10

社会インフラにおけるメインテナンスの重要度とセンサへの期待

東京大学
名誉教授

藤野 陽三 氏

詳細

藤野氏は、橋梁・道路など社会インフラの持続再生・監視・評価などの研究における世界的権威。国内外・官民の多数の次世代インフラ研究・開発プロジェクトに主導的な立場で貢献している。大規模構造物を深く知る立場から、大量のセンサが安心・安全に与えるインパクトを語る。

12:10 - 12:55

Dust Network:予測可能な高信頼性スケーラブル・ワイヤレス・センサ・ネットワーク(WSN)

リニアテクノロジー
ダスト・エバンジェリスト

小林 純一 氏

詳細

ワイヤレス・センサ・ネットワーク(WSN)の困難な課題であったのが、安定した通信の確立である。今まで解決に向けて様々な手法がとられたが、信頼性や予測不可能なバッテリー寿命などが障壁となっていた。リニアテクノロジーのDust Networksは、寿命予測可能な数個のバッテリーを用いるだけで、99.999%+という高信頼性を提供するワイヤレスソリューションである。Dust Networksは、TDMAベースのプロトコルと先進のインテリジェントネットワークマネージメント機能を備えている。本講演では、厳しい環境下におけるDust Networksの産業用途における実績を紹介するとともに、橋、トンネルなど老朽化したインフラのモニタリングや、さらにはIT農業の効率化に向けた潜在的な用途について言及する。

昼休憩(12:55 - 14:10)

14:10 - 14:40

Disposable Sensors: Computational Sensing and Imaging Supports One-time Use Devices
イメージャも使い捨てに、大量センサ市場を生み出す技術と応用

米Rambus社
Research Director, Rambus Labs

David G. Stork 氏(Dr.)

詳細

CMOSイメージ・センサの革新によって、カメラを使い捨て (使い切り)にできるほど低コストにする。そのような技術開発を米Rambus社で推進しているのがStork氏だ。デジタル・カメラの構成要素のうち、高コストな部材を省くことで実現する。新コンセプトのイメージ・センサは、全く新しい応用を開拓し、センサ需要を大幅に拡大するだろう。

14:40 - 15:10

2020年へ"スマート・ハイウエイ"はこう造る

NEXCO東日本
管理事業本部 管理事業計画課長 (兼)SMH推進(プロジェクト) チームリーダー

松坂 敏博 氏

詳細

NEXCO東日本は「スマートメンテナンスハイウエイ (SMH)」構想を2013年7月に発表した。長期的な道路インフラの安全・安心の確保に向け、ICT (情報通信技術)の導入や機械化などによって、現場の技術者と融合した総合的なメンテナンス体制を構築しようとする。そのため、2020年度に「インフラ管理センター (仮称)」の導入を目指している。この構想を受けて組織した「SMH推進プロジェクトチーム」を率いる松坂氏が、維持管理・更新の効率化・高度化に向けた戦略を語る。

休憩(15:10 - 15:40)

15:40 - 16:10

2020年そして2040年の情報通信インフラはこうなる

情報通信総合研究所
グローバル研究グループ 主任研究員

前川 純一 氏

詳細

30年後の情報通信インフラの姿はどうなるのか。前川氏は、ICT (情報通信技術)分野のシンクタンクである情報通信総合研究所で、30年後の情報通信インフラの姿を研究している。1990年代にはシリコンバレーに駐在し、黎明期のインターネット時代を体験した。またハイテク製品のMOT (技術経営)を学んだ。こうした経験を生かし、ICTインフラに大量のセンサが散りばめられた世界を予見する。

休憩(16:10 - 16:20)

16:20 - 17:50

パネル・ディスカッション: 米国発の新ハイテク戦略と日本のビジネス・チャンス

[コーディネータ]

神永 晉 氏 (SPPテクノロジーズ)

[パネリスト]

Janusz Bryzek氏 (Fairchild社)

Albert P. Pisano氏 (UC, San Diego)

Sandhiprakash Bhide氏 (米Intel社)

詳細

住友精密工業の前・代表取締役社長で長年にわたってグローバルな視点からセンサ技術と経営を見てきた神永氏は、米国でのTSensors Summitで日本からただ一人講演。日米欧やアジア地域で、センサやセンサ・ネットワーク関連の経営者や技術者に幅広い人脈を持つ。同氏によるポジション・トークの後、パネリストとのディスカッションを展開する。

18:00 - 19:30

バンケット・名刺交換会

2日目 2月21日(金)

10:00 - 10:40

Polymer Sensor Cluster Technology for the Trillion Sensor Universe
Trillion Sensor Universeを実現するポリマー・センサークラスター技術

米University of California, San Diego
Professor and Dean, Jacobs School of Engineering

Albert P. Pisano 氏(Ph.D.)

詳細

未来のTrillion Sensorsを実現するには、センサークラスターをきわめて低コストに極大量生産する技術が必要になる。シリコンをもちいた製造技術はコストが高すぎるからである。本講演では、Trillion Sensorsを可能にするポリマー・センサークラスターを実現するための2つの製造技術を紹介する

10:40 - 11:20

Health and Lifestyle Revolution: When Smart Systems Get to Smell and See

蘭Holst Centre / IMEC
Senior Principal Scientist, Wireless Autonomous Transducer Solutions

Sywert H. Brongersma 氏(Dr.)

詳細

Recent history has seen the emergence of wearable sensor systems that monitor our physiology and activity. Many players are introducing cardiac, brain, sleep, or energy expenditure monitoring systems while recent results show that a combination of such systems can already give an indication of our stress level and even emotional state. Although this area will clearly lead to a significant increase of sensing technologies in applications such as healthcare and gaming, they are still largely based on simple electrical measurements and physical sensors such as accelerometers. The real potential of wearable, distributed, and interconnected sensor systems will come from being able to smell and see. Miniaturized low power chemical sensors are starting to emerge and will revolutionize our access to information on a very personal level. The composition of breath is indicative of a wide range of conditions ranging from halitosis (bad breath) to early stages of cancer, COPD, and many others. The impact of air quality on our wellbeing is of great concern to all and causes symptoms such as respiratory problems, fatigue, and eye irritation. Being able to see spectral information in images real time also enables a wide range of new applications such as the ability to assess the composition of our food and quality of crops. Imagine that you have this capability built into your smartphone or wristwatch. These are the technologies that are being developed today and will revolutionize the way we perceive our surroundings and ability to stay healthy.

休憩(11:20 - 11:30)

11:30 - 12:15

センサ・アプリケーションを支える半導体技術

日本テキサス・インスツルメンツ
営業・技術本部 マーケティング部 マネージャ

井崎 武士 氏

詳細

パーソナル・ヘルスケアからストラクチャ・モニタリングまで広範な応用分野をもつセンサ・アプリケーション。その各アプリケーションの特性、使用環境、設置場所、接続性、メンテナンス性などの観点から、使用される半導体に対し種々の要求が存在する。半導体メーカーの立場から、その技術的な取り組みの一端を紹介する。

昼休憩(12:15 - 13:30)

13:30 - 14:00

数兆個のヘルスケアセンサが、1兆ドル規模の医療費削減へ

米Proteus Digital Health社
Co-Founder and CTO

Mark Zdeblick 氏(Ph.D.)

詳細

錠剤を飲むと胃の中から錠剤内のセンサがデータを発信、患者が飲んだことをシステム側が把握できる。そのようなセンシング技術を持ったベンチャ企業が米国に生まれている。創業者でありCTO (最高技術責任者)であるZdeblick氏が、新しいセンサの時代を語る。

14:00 - 14:30

2億人を救おう、マラリアの迅速検知法を実用へ

産業技術総合研究所
健康工学研究部門 バイオマーカー解析研究グループ 研究グループ長

片岡 正俊 氏

詳細

感染症マラリアの感染地域は100カ国超、感染者数は年間2億人にのぼる。産業技術総合研究所では、自覚症状がない初期段階での感染の有無を正確、簡便、迅速に見極めることができる診断法をマイクロチップ技術で開発した。そのマラリア検知技術の詳細と実用化への動きを紹介する。

14:30 - 15:00

Trillion Sensorsの実現に向けての日本の技術と応用
~高齢社会、老朽インフラ、持続する環境~

SPPテクノロジーズ
エグゼキュティブシニアアドバイザー戦略会議議長
(住友精密工業 前社長)

神永 晉 氏

詳細

1980年代後半から25年以上にわたって、シリコン深掘り技術をはじめとするMEMS微細加工技術の研究開発・事業化を進め、業界の先頭に立って来た。さらに、デバイス・無線センサネットワークシステムの開発・事業化まで展開した経験を通じて、Trillion Sensorsの実現につながる、広範囲にわたる応用分野の可能性に触れるとともに、国境を越えた、異分野の融合・協業の重要性を論じる。

休憩(15:00 - 15:15)

15:15 - 15:45

「味覚センサ×ビッグデータ解析」で食と医薬はこう変わる

インテリジェントセンサーテクノロジー
代表取締役社長

池崎 秀和 氏(工学博士)

詳細

世界で初めて味認識装置の実用化に成功したのがインテリジェントセンサーテクノロジー。味覚センサーの研究で世界をリードする九州大学大学院の都甲潔 主幹教授と研究を進めている。これまで客観評価できなかった味覚を数値化することで、ビッグデータ解析も可能となる。農業や食品業に加え、医薬にも大きなインパクトを与える。美味しいのはもちろん、売れる味覚を生み出すことができる。苦く感じない薬を作ることも可能だ。味覚センサーの可能性を同社の創業者で社長の池崎氏が語る。

15:45 - 16:15

人間共生ロボットの全身を覆うための集積化ネットワーク触覚センサ

東北大学
大学院工学研究科 バイオロボティクス専攻 教授

田中 秀治 氏

詳細

産業界に役立つことをモットーとする田中氏は、センサはもとよりエネルギーからバイオなど幅広い分野で民間企業や社会のニーズに応える研究を進めている。トヨタ自動車および豊田中央研究所と共同開発中のロボット用触覚センサもその一つ。将来に求められるヒト共生ロボットと、そこで必要となる触覚センサ技術について語る。一体に必要となるセンサは、数万に及ぶ可能性がある。

休憩(16:15 - 16:30)

16:30 - 17:00

BioMEMSが拓く医療・環境センサ

東京大学
生産技術研究所 准教授

竹内 昌治 氏

詳細

「体内埋め込み型の光る血糖値センサ」などで学界外からも広く知られる竹内氏は、DNAやタンパク質、脂質、細胞などの生体材料をデバイス中に組み込み、生体情報や環境情報を計測する新手法を研究している。目指すのは、生命科学や環境、情報通信の世界にブレークスルーをもたらすこと。現在の"センシング未踏領域"を今後は同氏の研究によって開拓できる可能性を語る。

17:00 - 17:30

ローソン店舗の省エネ化、センサやICTなど新技術による推進について

ローソン
支社サポート本部 本部長補佐

宇都 慎一郎 氏

詳細

1万を超える店舗を抱えるローソンは、省エネ化、CO2削減を全社的に進めている。先進的で挑戦的な取り組みを実施している。その中から、センサとICT(情報通信技術)の組み合わせによる取り組みを中心に、試験段階のものを含めて、店舗に導入する設備を決める支社サポート本部の宇都氏が解説する。

  • ※すべての講演には、同時通訳(英語⇔日本語)が付きます。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

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※満席のため、当日受付はありません。

■受講料のお支払い:
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