セミナー/イベント
ものづくり塾

圧倒的な収益性を実現するモジュラーデザインの神髄

あらゆる業種で製品の多様化と部品の少数化を両立させる

印刷用ページ
 

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

自動車や電機など主要な産業分野で、製品の多様化と部品の少数化を両立させる「モジュラーデザイン」(MD)の取り組みが急速に進んでいます。今後は、見込み生産か受注生産かを問わず、全ての業種でMDが不可欠になるでしょう。

MDの神髄は、製品の多様化と部品の少数化を設計段階で実現し、販売からアフターサービスまでを含めたサプライチェーンの段階で売り上げを増やし原価を下げるという、大局的な戦略にあります。いわば、ものづくりの全プロセスを見据えた総合的な利益(トータル・デリバード・マージン)を最大化することが、MD導入の狙いです。

ものづくり塾では、講師が20年以上も前から今日あることを予測して積み重ねてきた研究成果に最新の手法を加味し、MDの概念から実践法まで多くの事例を交えながら、企業での導入に必要な全ての情報を2日間にわたり解説します。

製造業の経営戦略立案責任者/ものづくり改革推進責任者/標準化推進責任者をはじめ、メカ・エレ・ソフト設計からアフターサービスに至る業種横断型・学際型の知識とIT化スキルを身に付けたい方にも、お勧めの内容です。

【特典】
■セミナーで使用する図表について、自社向けに編集できるように「Excel」のオリジナルデータを提供
■MDの導入に向けて、業務整備/標準化を支援するテンプレートを提供
■Excelによる既存計算プログラムを形式知化(ホワイトボックス化)するためのマクロファイルを提供

概要

日時:2013年10月29日(火)~30日(水)
各10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:アーバンネット神田カンファレンス 3F(東京・神田)
主催:日経ものづくり

受講料(税込み)

  • 一般価格83,500円
  • 日経ものづくり読者価格71,000円
  • 一般価格には、「日経ものづくり購読(最新号1冊+1年12冊)」が含まれます。ご送本開始はセミナー開催後になります。
  • 日経ものづくり定期購読者の方は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む「日経ものづくり購読」を登録させていただく方には、日経ものづくりNEWSを配信設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

講師紹介

日野 三十四 氏 (ひの さとし)

モノづくり経営研究所イマジン 所長

マツダに30年以上勤務し、技術情報管理や技術標準化を推進後、2000年に経営コンサルタントとして独立。韓国の世界的な電機メーカーを皮切りに、国内最大手の重工業メーカー、電機メーカー、産業機械メーカー、電力システムメーカーなどに対し、モジュラーデザイン(MD)のコンサルティングを行ってきた。2004年に広島大学大学院 教授に就任し、産学連携活動を通じてMDを普及。2008年に同大学を退職し、経営コンサルティング業を再開。日本アイ・ビー・エムなどのコンサルティング各社の顧問を歴任した。2011年6月、MDをさらに普及させるべく、コンサルティング会社を中心とした「日本モジュラーデザイン研究会」を設立。
主な著作に『トヨタ経営システムの研究 永続的成長の原理』(2002年、ダイヤモンド社。韓国/台湾/米国/タイ/中国/ブラジルで翻訳出版し、2003年に日本ナレッジ・マネジメント学会 研究奨励賞、2007年には米Shingo Prize 研究賞を受賞)、『実践 モジュラーデザイン 改訂版 工場空洞化時代に勝ち進むために』(2011年、日経BP社。改訂前の版が韓国で翻訳出版、2012年に日本生産管理学会 研究賞を受賞)。他論文多数。

プログラム詳細

1日目 ― 10月29日(火)

<第1部 モジュラーデザイン総論>

10:00 - 10:30

[1-1] グローバル大競争時代到来す

■自動車業界のグローバルモジュール化競争
■電機業界のグローバル競争からの教訓
■グローバル大競争時代の完全勝者の条件
2011年以降、自動車業界では独Volkswagen社を筆頭にモジュール化時代に突入し、電機業界は米Apple社と韓国Samsung Electronics社が優れた製品と豊富な品ぞろえで日本のメーカーを圧倒しました。これらの状況を分析し、グローバル大競争時代における完全勝者の条件を述べます。

10:30 - 10:45

[1-2] モジュラーデザインの概念・目的・狙いとロードマップ

■概念:製品多様化と部品少数化の二律背反を克服する手法
■目的:エンジニアリング・チェーンを革新して、サプライチェーンでマージンを最大化
■狙い:全社損益分岐点の大幅引き下げ
■MD体制へのロードマップ
モジュラーデザインは、製品多様化と部品少数化を製品企画/設計/生産準備のエンジニアリング・チェーン段階で実現し、その果実をサプライチェーン段階で刈り取ることで、トータル・デリバード・マージンを最大化し、全社損益分岐点を数十%引き下げる手法です。MD体制を社内に構築するための10のステップの必要性を説明します。

<第2部 モジュラーデザイン方法論>

10:45 - 12:15

[2-1] 全ての製品仕様を体系的に整理・標準化した「製品モデル」の確立

■市場要求(VOC)データベースの確立
■全ての製品仕様と仕様値を整理・標準化した、製品仕様構成の確立
■製品機能を実現する全ての製品システム構成の整備・確立と製品システム単位の機能ブロック図、レイアウト図の標準化
■モジュール部品や設計手順書などの設計情報を管理する、設計部品構成の確立
■設計部品構成から生産部品構成への展開法
全ての製品仕様を抽出して製品の多様化と部品の少数化を両立させるように仕様値を整理・標準化し、今後の製品はその中から個別製品の企画や見積もりの依頼に該当する仕様と仕様値を引き抜いて設計するための、「製品モデル」を確立する方法を説明します。

昼休憩(12:15 - 13:15)

13:15 - 14:15

[2-2] 品ぞろえ効率最大化と部品互換性化を実現するモジュール数とその使い方確立

■製品の品ぞろえ効率を最大化する、等比数列表とその使い方
■部品互換性化を実現する、等差数列表とその使い方
■等比数列表と等差数列表の使い分け方
ISO/JISは、品ぞろえ効率を最大化し部品互換性を高めるために、仕様値に適用する3つの数値表を規格化しています。しかし、それらはほとんど使われていないのが実態です。その原因としては、「存在目的が分からない」、「使い方が分からない」、「使わなくても困らない (困るのは経営者だけ)」などが挙げられます。世界の知恵者が編み出したこれらの数値表について、目的/使い方/効用の実例を交えて徹底指導します。

14:15 - 15:00

[2-3] 根拠ある部品共通化の目標設定、実行計画策定

■競争他社と部品共通化レベルを比較する、MD式ベンチマーキング
■部品少数化接近法確立
■部品共通化の目標設定と実行計画策定
何事も活動を開始する時は競合他社と比較し、実行可能なシナリオを立てて、目標を設定する必要があります。部品種類削減・共通化では、競合他社の現状を知ることができないという思い込みから、「現状から30%削減」といった“根拠なき目標設定”が少なくありません。競合他社の製品を入手できる場合はもちろん、それが入手困難な場合でも競合他社の部品共通化状態を測定する方法とその実現シナリオの描き方を伝授します。

15:00 - 16:15

[2-4] 価値製品を開発し、品ぞろえ効率を最大化する製品ミックスの確立

■7つのステップによるイノベーティブな製品の開発
■製品システム構成を基にした製品ラインアップ計画
■個別製品における製品ミックス展開
限られたリソースで最大の販売効率を達成する製品ミックス(製品ラインアップと製品アイテムの組み合わせ)の計画は、製造業の基本です。しかし、案外それをできていない企業が少なくありません。ここでは、製品ミックスに取り掛かる前の製品革新の方法と、品ぞろえ効率を最大化する製品ラインアップ計画および個別製品における製品ミックス展開の科学的な手法を紹介します。

16:15 - 17:00

[2-5] モジュール化の果実を製造工程で刈り取る「設計・製造連携VE」

■4段階機能VE、レイアウトVE、点数削減VEによる標準モデル開発
■標準モデルをベースとした構成部品種類の最少化と標準化(モジュール化設計)
■製品のモジュール化をトリガーとした製造革新
技術的に陳腐な部品をモジュール化しても、誰も使いません。部品のモジュール化は、事前にVEで部品を革新しておくことが原則です。ここでは、一般的なVE手法の効果を高めるための4段階機能VE、レイアウトVE、部品点数削減VEという手法を説明します。それらを織り交ぜつつ、モジュール化設計で構成部品種類を最少化して標準化し、最後にそれらのモジュール化された部品を基に、製造工場の無人化に向けた革新手法を紹介します。

2日目 ― 10月30日(水)

<第2部 モジュラーデザイン方法論>

10:00 - 10:15

[2-6] 後工程の知恵を設計に生かす「製品構造標準化提案制度」

■製品構造標準化提案シート
■製品構造標準化提案制度
設計者は、製造などの後工程やサプライヤーの製造現場について、十分に知らないことが少なくありません。後工程が自ら仕事をしやすい製品の構造を考え、今後の製品で標準として守るように設計へ提案することが有効です。このように後工程の知恵を事前に標準化しておき、前工程で採用することは、究極のフロントローディングといえます。そのための有効な提案シートの様式と提案をうまく回す制度を示します。

10:15 - 14:15

[2-7] 設計手順書整備の過程で部品をモジュール化する「設計のモジュール化」

■設計手順書整備の必要性
■メカ系設計手順書の整備方法
■エレキ系設計手順書の整備方法
■ソフト系設計手順書の整備方法
■モジュール化部品の組み合わせでの品質保証の方法
■「Excel」を用いたホワイトボックスの設計自動化の方法
部品をモジュール化するためには、部品仕様を決定する設計パラメータをモジュール化する必要があるので、設計パラメータと部品仕様の関係を設計手順書として「見える化」しなければなりません。さらに、どのモジュール部品同士を組み合わせても品質問題を起こさないように、事前対策も必要です。製品のメカ系、エレキ系、ソフト系の設計手順書を整備することで、設計パラメータと部品仕様をモジュール化して製品モデルに登録し、個別製品は製品企画書/見積もり依頼書に該当する仕様を製品モデルから選択して設計する手順書の作り方を指南します。
設計手順書を確立すれば、部品のモジュール化を実現できる他、新人の即戦力化、技術の伝承、設計変更の削減、設計期間の短縮、技術力の強化といった効用も期待できます。加えて、設計手順書通りにプログラミングすれば、設計の自動化による設計者レス/多案件処理が実現できます。そこで、「Excel」を用いた設計および設計検討のホワイトボックス自動化システムを説明します。

昼休憩(12:15 - 13:15)

14:15 - 14:45

[2-8] MD効果のキャッシュフロー化実現

■3段論法による効果見積もり
■製造原価低減効果の見積もり
■最初に出てくる「期間短縮」の波及効果
経営者にとってMDは手段であり、MDによるキャッシュフロー効果を示す必要があります。そこでMDの業務整備項目、期間短縮などの直接成果項目、およびキャッシュフロー効果項目の関係をデータで追跡することによって、MD効果を見積もって刈り取る手法を伝授します。キャッシュフロー効果を刈り取るまで3年ぐらい要しますが、期間短縮効果は1年目ぐらいから出てくるため、その経営的な定性効果も明らかにします。

14:45 - 15:30

[2-9] MD活動成果を個別モデルにシステム的に反映する「製品仕様管理システム」

■製品仕様管理システム(SMS: Specification Management System)の具体形
■SMSの仕様差データによる実効的な「コスト管理システム」と「品質未然防止システム」
[2-1]~[2-7]で確立した製品モデルと設計手順書を基に、設計開発の自動化システムを実現することによって、MD活動成果を確実に個別モデルに反映するSMSの具体的な形と運用方法およびシステム化を示します。

15:30 - 15:45

[2-10] MD活動成果を個別モデルにマネジメント的に反映する「MD視点デザインレビュー」

■SMSから自動出力される設計手順書運用チェックシート
■設計手順書運用チェックシートによるデータに基づくデザインレビュー
設計手順書中のいくつかのチェック項目について、個別製品開発時点のチェック結果をSMSから自動抽出して設計手順書運用チェックシートとして出力し、それを節目ごとにデザインレビューする方法を示します。

<第3部 モジュラーデザイン総括>

15:45 - 16:00

[3-1] 擦り合わせ型製品のモジュール化

製品の擦り合わせ/モジュラー型を定量的に評価する方法と、擦り合わせ型製品をモジュラー型に変える方法を示します。

16:00 - 16:15

[3-2] モジュラーデザインの将来展望

製品を擦り合わせ型からモジュラー型へと変える際、構成部品自体はコモディティー化によってコストを下げつつ、製品としてはプレミアム性を維持する方法を紹介します。

16:15 - 16:30

[3-3] 各社のモジュラーデザイン活動事例と成功の条件

これまで講師がMDを指導してきた企業の中から成功した例と成功しなかった例およびその要因を示し、成功のための条件を提示します。

16:30 - 17:00

質疑応答

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

セミナー/イベント検索

名称から探す

検索

開催日から探す

日以降(1カ月間)

検索

お薦めセミナー/イベント

【(重要)「日経ID」統合について】

日経BPパスポートは、2014年4月30日から、「日経ID」に統合いたしました。
詳細につきましてはこちらをご覧ください。
技術者塾 【アンケート】技術者塾講座ガイドブック2015 Autumn版進呈

セミナー/イベント・カレンダー