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インフラ保全ビジネス研究会

――老朽化インフラ問題を解決する技術革新と新サービス

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高度経済成長期に建設された大量の社会インフラの老朽化が進み、それらの点検・診断・保全は、インフラを保有する国や自治体、高速道路会社や鉄道会社にとって大きな問題になってきました。建設・土木分野にはすでに多くの確立した点検・検査技術があり、それらを駆使して安全の確保が行われていますが、依然として目視や打音など人による点検・診断の占める比率が大きく、財政的な負担を大きくしています。

本研究会ではまず、道路や鉄道、ライフラインなど実際のインフラ施設で点検・診断・保全がどのように行われているのか、それぞれがどのような課題を抱えているのかを施設保有者の専門家の皆さんに講演していただき、それを受けて、新しい技術やシステムによる課題解決の可能性について議論します。具体的には、参加者の皆さんが保有する、これまで建設・土木分野では使われたことのない新しいセンサ技術や計測システム技術について発表し、それらがインフラ老朽化問題の解決に役立つかどうかを議論します。

■会社での申請資料としてお使いいただけるよう、研究会の主旨、目的、各回の講演予定などをまとめた企画書(PDF)をご用意しています。

インフラ保全ビジネス研究会 企画書 ダウンロード

概要

日時:全4回(いずれも2013年)
09月06日(金)、09月20日(金)、
10月04日(金)、10月18日(金)

各14:00~19:00(開場13:30)予定
会場:エッサム神田ホール(東京・神田)
主催:日経BPクリーンテック研究所
共催:テクノアソシエーツ、アイ・エス・エス創研

受講料(税込み)

  • 全4回通し価格189,000円
  • 1社から2名ご参加の場合、受講料は、283,500円です。代表者の方がこちらからお申し込みください。
  • 全4回通しのお申し込みをいただいた方は、いずれかの回で、自社の保有する技術やサービスについて、優先的にショートプレゼンを行っていただけます。
    各回単体でのお申し込みの方は、希望者数によってはショートプレゼンを行えない場合がございます。予めご了承ください。
  • 1回のみ価格52,000円
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

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お申し込み(全4回通し)

※お申し込み受付は終了いたしました

プログラム詳細

【第1回】9月6日(金)

道路橋とトンネル保全技術の課題と新技術

14:05 - 15:05

道路点検の現状とICTを活用した道路監視技術

ネクスコ東日本エンジニアリング 
技術営業部 主幹

藤原 博 氏

首都圏の環状道路をはじめ、関東以北(新潟県・長野県の一部を含む)、約3,720kmにわたる高速道路ネットワークの管理運営、建設を行う東日本高速道路(NEXCO東日本)。ICT活用によるインフラ管理の高度化・効率化への社会的要請が高まる中、同グループのネクスコ東日本エンジニアリングでは、ICTを活用した道路点検手法を開発した。道路施設の状況を監視するセンサと送受信装置(SRDデータロガ)との組み合わせで、道路施設のモニタリングデータを高速走行する車両に通報するもので、今後、高速道路での展開が期待される。本講座では、同システムの開発に携わったネクスコ東日本エンジニアリングの藤原博氏が、道路点検の現状と課題、ICTを活用した道路点検の今後について解説する。

15:15 - 16:15

建設コンサルタントから見た
点検・調査・診断技術の現状と課題

建設コンサルタントは、主に官公庁からインフラ整備の計画・調査・設計業務を受け、インフラの点検・調査業務に関する知見に基づいて、ソフトとハードを統合的にソリューション提案する立場にある。パシフィックコンサルタンツ(PCKK)は、1000名以上の技術士を抱え、様々なインフラについて高い実績を有する。本講座では、コンクリート橋および鋼橋を中心に、点検調査技術の現状と課題について、建設コンサルタントの立場から解説する。現状のインフラの維持管理を踏まえて、点検・調査・診断・モニタリングの動向と、ICT活用も含め新たな技術への期待について、マクロ的な視点で示唆する。

パシフィックコンサルタンツ
交通基盤事業本部 構造部  橋梁第一室 技術次長

藤本 吉一 氏

(講演レジメ)
●橋梁・トンネル点検の概要
橋梁・トンネル点検では、実際どのようなことを行っているのかを理解してもらう。
●詳細調査の概要
現在実施している主な詳細調査(目視以外の機器を用いて行う調査や試料を採取して実施する試験等)の内容を示す。
●現在の点検・詳細調査での課題、問題点
現在実施している点検、詳細調査での課題や問題点について今後の動向を踏まえて説明し、今後求められる技術や手法について説明する。

パシフィックコンサルタンツ
交通基盤事業本部 トンネル部 部長

安田 亨 氏

(講演レジメ)
●トンネル点検の概要
トンネル点検では、実際どのようなことを行っているのかを理解してもらう。
●現在のトンネル点検・詳細調査での課題、問題点
現在実施している点検、詳細調査での課題や問題点について今後の動向を踏まえて説明し、今後求められる技術や手法について説明する。特に、近年取り組んでいる走行型計測技術のトンネル点検、診断への応用について解説する。

16:25 - 17:55

参加企業によるショートプレゼン

※当日の講演者も参加予定です。

18:00 - 19:00

ネットワーキング

【第2回】9月20日(金)

鉄道構造物管理とモニタリング/センシング

14:05 - 15:05

鉄道メンテナンスの現在、未来

東日本旅客鉄道 JR東日本研究開発センター
テクニカルセンター 所長

横山 淳 氏

国内の鉄道は、古くは明治時代から建設が始まっており、他の社会インフラと比較すると経年が長いものが多い。JR東日本では現在70線区、約7,500kmの路線の設備維持を行い、安全で快適な鉄道輸送サービスを提供している。これまでも、電気軌道総合検査車(East-i)をはじめとする検査の機械化、作業の機械化や手の掛からない設備等のメンテナンス業務のレベルアップに取り組んできた。また、近年飛躍的な発展をとげているICT技術を活用したメンテナンスの研究開発にも取り組んでおり、最近では営業列車による「線路設備モニタリング装置」のモニタランもスタートしている。本講座では、JR東日本グループでメンテナンスに関する研究開発を行っているJR東日本研究開発センター・テクニカルセンターの横山淳氏が、鉄道メンテナンスの現状とICT活用したスマートメンテナンス構想について紹介する。

15:15 - 16:15

地下鉄トンネルにおける変状および維持管理に向けた優先課題

東京地下鉄
鉄道本部 工務部長

武藤 義彦 氏

総延長304.1キロを有し、首都東京の重要な交通機関である地下鉄。東洋一古い銀座線・浅草-上野間は昭和2年開業であるが、トンネル等の土木構造物は今現在も開業当時の状態で使用している。鉄筋コンクリート構造物であるトンネルには、漏水などによる特有の劣化条件があり、コンクリートのはく離・はく落や鉄筋の腐食をもたらす中、東京メトロでは目視・打音による検査を行い、局地的に起こる変状に対して適切な補修を実施している。検査データをもとに変状が起こり易い要因・箇所を明確化して予防保全を進めるとともに、可視画像データによる全体把握・管理を行い検査・補修業務の効率化を図っている。今後は、維持管理データの蓄積と活用を進め、検査の機械化、システム化への展開を検討していく。本講座では、同社・鉄道本部工務部部長の武藤義彦氏が、現在、地下鉄トンネルで行われている検査・点検について劣化の事例を交えて紹介し、優先課題と課題解決に向けた方向性を示唆する。

16:25 - 17:55

参加企業によるショートプレゼン

※当日の講演者も参加予定です。

18:00 - 19:00

ネットワーキング

【第3回】10月4日(金)

下水道、都市ガスなどライフライン関連の保全

14:05 - 15:05

下水道管きょの効率的な維持管理について

東京都下水道局
施設管理部 管路管理課長(統括)

井坂 昌博 氏

下水道施設の抱える老朽化問題を日本および世界の実例から紹介する。次いで、東京都の現状に触れながら、下水道特有の検査・診断の困難さを解説する。さらにこれらの問題を解決すべく東京都が開発した自走式ミラーカメラや、検査結果などをマップ上に統合したデータベース「SEMIS」などの最新技術を紹介する。また大規模なインフラ施設であることを利用した光ファイバ通信網や降雨情報システムなどについても触れる。

15:15 - 16:15

地震防災システムに見るICTを活用したインフラ管理

東京ガス
防災・供給部 防災・供給グループ

猪股 渉 氏

東京ガスでは大規模地震への備えとして、予防・緊急・復旧の3本柱を軸とした地震防災対策を推進している。中でも2次災害防止のための緊急対策として、約4000カ所に設置した超高密度地震センサから構成される地震防災システム"SUPREME"については東日本大震災でも確実に稼働し、速やかな初動措置に貢献したので、その概略について述べる。

16:25 - 17:55

参加企業によるショートプレゼン

※当日の講演者も参加予定です。

18:00 - 19:00

ネットワーキング

【第4回】10月18日(金)

ヘルスモニタリングシステムとセンサ利用技術の課題

14:05 - 15:05

ヘルスモニタリングシステム「BRIMOS」の概要と今後の展開

NTTデータ
公共システム事業本部課長

宮崎 早苗 氏

多数のセンサとデータ収集システムによって橋梁の挙動を監視する橋梁モニタリングシステム「BRIMOS」の概要と国内外での実施例を紹介する。また、今後、老朽化インフラ問題の解決に貢献していくための現状の課題などを含めて解説する。

15:15 - 16:15

モニタリング技術の実用化とセンシング技術の課題

次世代センサ協議会
社会インフラ・モニタリングシステム研究会 事務局長

高田 敬輔 氏

老朽化インフラの保全におけるセンサ利用技術について、デバイス技術/老朽化インフラの維持管理における新技術としてセンサやIC技術を活用したモニタリングシステムの開発に当たって、センサ技術/測定技術、ICT技術、モニタリングシステム技術、データ収集・分析評価技術(プラットフォーム)など、いくつかのレベルごとに現状の課題を整理し、将来の事業化と市場性について議論する。

16:25 - 17:55

参加企業によるショートプレゼン

※当日の講演者も参加予定です。

18:00 - 19:00

ネットワーキング

  • ※講演内容等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。また、各回のショートプレゼンの希望者数により、終了時刻が早まる場合がございます。予めご了承ください。

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お申し込み(全4回通し)

※お申し込み受付は終了いたしました

講師紹介

藤原 博 氏 (ふじわら ひろし)

ネクスコ東日本エンジニアリング  技術開発部 研究主幹

藤原 博 氏

日本大学理工学部土木工学科卒。日本道路公団を経て現職。法政大学兼任講師・早稲田大学非常勤講師。東京大学博士(工学)。技術士(建設部門)、土木学会特別上級技術者(鋼構造)、APECエンジニア(Civil)、一級土木施工管理技士。

藤本 吉一 氏 (ふじもと よしいち)

パシフィックコンサルタンツ 交通基盤事業本部 構造部  橋梁第一室 技術次長

藤本 吉一 氏

京都大学工学部土木工学科卒。1982年パシフィックコンサルタンツ入社。入社以来、主に橋梁の維持管理業務に従事。技術士(総合監理部門)、技術士(建設部門鋼構造及びコンクリート)。土木学会 構造工学委員会委員、日本コンクリート工学協会 マスコンクリートのひび割れ制御指針改訂調査委員会委員。主たる研究開発:特許取得No.2829362 RUP工法《鋼製函体締切工法》。

安田 亨 氏 (やすだ とおる)

パシフィックコンサルタンツ 交通基盤事業本部 トンネル部 部長

安田 亨 氏

徳島大学大学院工学研究科土木工学専攻修了、京都大学大学院工学研究科土木システム工学専攻博士後期課程修了。1985年パシフィックコンサルタンツ(株)入社。入社以来、主にトンネルの設計、維持管理業務に従事。博士(工学)、技術士(総合監理部門)、技術士(建設部門・トンネル)。土木学会 トンネル工学委員会委員、地盤工学会 技術委員会委員など歴任。

横山 淳 氏 (よこやま あつし)

東日本旅客鉄道 JR東日本研究開発センター テクニカルセンター 所長

横山 淳 氏

東京工業大学土木工学科卒。1981年国鉄入社。1987年JR東日本入社。同社において水戸支社平保線区長、本社施設電気部保線課課長代理、盛岡支社施設課長、本社施設電気部管理課課長代理、仙台支社設備部管理課長、本社施設電気部保線課調査役、調査役千葉支社および仙台支社設備部長、本社設備部次長(保線担当)、パリ事務所長などを歴任。2011年より現職。

武藤 義彦 氏 (むとう よしひこ)

東京地下鉄 鉄道本部 工務部長

武藤 義彦 氏

早稲田大学大学院建設工学専攻修士課程修了。1984年帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)入団。同社工務部において、構築物構造改善担当課長、工務課長、工務事務所 副所長、工務企画課長、工務部次長(建築担当部長兼務)を歴任。2009年4月より現職。

井坂 昌博 氏 (いさか まさひろ)

東京都下水道局 施設管理部 管路管理課長(統括)

井坂 昌博 氏

東京都下水道局 施設管理部管路管理課長。東京都には現在約16,000kmの下水道管路が敷設されているが、その管路及び付帯施設を管理している。下水道が都市に及ぼす課題として、従来からの道路陥没に加え近年ではゲリラ豪雨があり、それらの未然の防止や軽減策に取り組んでいる。

猪股 渉 氏 (いのまた わたる)

東京ガス 防災・供給部 防災・供給グループ

猪股 渉 氏

1997年入社。1997年から、パイプライン技術センターでガスパイプラインの建設・維持管理に関する新工法開発を担当。2004年から神奈川導管ネットワークセンター 設計グループマネージャーとして、神奈川エリア全域のガスパイプラインの設計業務を統括。2009年から現職。東京ガス全社の防災施策の企画立案・予算計画策定を担当。

宮崎 早苗 氏 (みやざき さなえ)

NTTデータ 公共システム事業本部課長

1988年東京工業大学工学部土木工学科卒業、日本電信電話株式会社、データ通信事業本部(現、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ)入社、以来センシングデータ解析の技術開発およびシステム開発に従事、近年は国内外において橋梁モニタリングシステムの開発およびそのマネジメントに従事。2000年東京工業大学大学院情報理工学研究科情報環境学専攻博士後期課程修了(博士(工学))、2006年7月~2009年3月東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター客員准教授兼務。

高田 敬輔 氏 (たかだ けいすけ)

次世代センサ協議会 社会インフラ・モニタリングシステム研究会 事務局長

高田 敬輔 氏

1962年金沢大学工学部卒、東芝入社。計測および制御機器、計装制御システム、福祉関連システムの開発、商品企画に従事。2000年定年後ワイズ福祉情報研究所設立、医療福祉、電子応用機器等の開発、マーケッテングに関するコンサルタント。計測自動制御学会、日本創造学会、次世代センサ協議会、IAIジャパン会員。専門分野;電子工学、計測制御工学、技術経営、マーケッテング。

■受講料のお支払い:
お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書を郵送いたします。 ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。「クレジットカード支払」の方には、受講券のみお送りします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセルはお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
20名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
会場までの交通費や宿泊費は、受講される方の負担となります。
講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。複数回連続して開催する講座の場合は、全体の開催回数の中で、中止した講座の回数分を回数による均等割でお客様へ返金します。

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