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ものづくり塾

プラスチック射出成形技術・金型設計製作の基礎理論

実践的知識の習得を指向

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お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

プラスチック射出成形法は、自動車部品、家電製品、電子部品、食品容器、医療用具などに、軽量化、高強度、柔軟性、透明性などの特性を生かしたものづくり方法として多用されています。

射出成形法は、合成樹脂を加熱溶融させて金型内に射出注入した後、冷却固化して金型から成形体を取り出すプロセスが一般的ですが、素材の取り扱い、成形条件、金型設計などのファクターによっては、安定した品質の成形品を生産することが困難な状況に陥る場合があります。見よう見まねで、ある程度はできてしまうのが射出成形法の特長ですが、技術的に裏付けされた品質管理やトラブル対策を講ずるためには、基本となる正しい知識を理解することが大変重要になります。

プラスチック射出成形品を企画して開発するためには、金型を新規に設計・製作する必要があります。金型の設計は専門的な知識と経験が求められ、また日本ではノウハウ流出防止などの理由から、金型設計手法を学ぶ機会は限定されておりました。

しかし、欧米ではプラスチック成形品の設計を合理的に行うために、金型設計の基本を理解するための教育システムが実践的に運用されています。これらの知識を取り入れた成形品デザインがいかにできるかによって、成形品のコスト、品質は大きく左右されることが知られています。

また、設計された金型を機械加工して、金型として完成させるプロセスを正しく理解することで、さらに知識は深くかつ自信に満ちた成形品デザインができるようになります。

ものづくり塾では、射出成形技術、射出成形金型の設計から製作までの技術の鍵となるポイントを抽出し、さらに実際の金型の事例、写真・動画を多用したビジュアルツールによって解説します。講師の29年の実務経験と理論に裏打ちされた内容を、実務での活用を想定し、初学者にも短時間で深い理解を得られるように講義します。

概要

日時:2013年07月30日(火)10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:Learning Square新橋 4F(東京・新橋)
主催:日経ものづくり

受講料(税込み)

  • 一般価格48,000円
  • 日経ものづくり読者価格39,000円
  • 一般価格には、「日経ものづくり購読(1年12冊)」が含まれます。ご送本開始はセミナー開催後になります。
  • 日経ものづくり定期購読者の方は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む「日経ものづくり購読」を登録させていただく方には、日経ものづくりNEWSを配信設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

講師紹介

小松 道男 氏 (こまつ みちお)

小松技術士事務所 所長

アルプス電気を経て、1993年に小松技術士事務所を設立。技術士(機械部門)、日本合成樹脂技術協会 理事。プラスチック射出成形金型の開発、射出成形システムの研究、ポリ乳酸(PLA)射出成形ビジネスの事業化、超臨界微細発泡射出成形技術(MuCell)の研究等を展開中。欧米のプラスチック技術、金型技術に精通している。特許権・特許出願22件(総発明件数121件)、意匠権3件、商標権1件を保有。
著書に「プラスチック射出成形金型設計マニュアル」(日刊工業新聞社)、「はじめての金型技術」(共著、工業調査会)、「インジェクション金型の設計2」(CD-R、NTTデータエンジニアリングシステムズ)など多数。主な受賞は、日本機械学会畠山賞、日本合成樹脂技術協会特別会員など。プラスチック成形加工学会会員、型技術協会会員、SPE(Society of Plastic Engineers, USA)会員。福島高専非常勤講師、仏Rhône-Alpes州クラスター親善大使。

プログラム詳細

10:00 - 17:00

【1】プラスチック射出成形法の基本プロセス

プラスチック射出成形法の基本となるプロセスを手順を追って解説し、その工程がなぜ不可欠なのか?を正確に理解します。

【2】プラスチック射出成形機と周辺機器

プラスチック射出成形法の中心的なハードウエアである射出成形機の構造を理解し、各構成要素がどのような役割と動作をするのかを解説します。また、成形機の周辺に付属して必要となる材料乾燥装置、金型温度調節機、成形品取り出し装置などの機能について解説します。

【3】成形条件の基礎

射出成形機の操作において、成形品の生産コストと品質を左右する成形条件の各パラメータ(充填圧力、射出率、射出速度、保圧、背圧など)の意義と変動による品質、サイクルタイムの影響について解説します。成形条件の定量化に必要な単位変換、センサによる温度・圧力の変動と成形条件の関係についても触れます。

【4】プラスチック材料の特性と成形条件

主要なプラスチック材料の実際の成形条件の設定の目安、なぜそのようなパラメータ範囲とするのか?など、実務的な視点から解説します。汎用樹脂、エンジニアリング・プラスチック、スーパー・エンジニアリング・プラスチックの中でポピュラーな樹脂を抽出して解説します。

【5】射出成形加工の事例学習(動画)

実際の射出成形加工の実例を動画によりビジュアル学習します。臨場感あふれるダイナミック映像で、射出成形加工の疑似体験をすることができます。1mを越える大形成形品から重量0.0005g級のマイクロ成形品まで、さまざまな切り口から集めた画像で知見の幅を広げます。

【6】特殊な射出成形方法

2材質成形法、ブロー成形法、インサート成形法、超臨界微細発泡射出成形法など、特殊なバリエーションの射出成形法について解説します。

【7】射出成形金型の基本構造

射出成形金型の基本構造を正確に理解します。金型構造の歴史から紐解いて、現在使用されている金型構造がどうしてこのような構造になっているのかを切り口を変えて解説します。60年前の金型構造と21世紀の金型構造は、どこが共通して、どこが発展しているのかを知ることで基礎知識を短時間で理解します。

【8】金型設計のプロセススタディ

金型を設計するプロセスを、[成形品基本図設計]→[金型構造設計]→[金型部品設計]→[検図]の手順で解説し、それぞれの手順で意志決定しなければならないポイントを理解します。[設計]と[製図]の違い、[意志決定と判断基準]、[予測技術と経験値の融合]、[CAD/CAM/CAEの活用の意義]、[暗黙知]など、設計哲学の重要性についても触れます。

【9】金型設計に必要な科学的知識

実務上、金型設計に必要な知識とその収集方法について解説します。データブック、カタログ、学術文献などからどのような判断で意志決定に採用すべきデータを選択するか? その判断手法について実務経験29年のノウハウを解説します。未知の素材を用いなければならない場合の金型設計の進め方、リスクテイクの判断についても触れます。

【10】金型用特殊鋼と熱処理、表面処理

金型に使用される特殊鋼の鋼材の特徴(利点と欠点)、組成について冶金学的なアプローチで学習します。また、これらの鋼材に施される熱処理の基礎理論とその効果、めっきやPVD処理などのコーティング皮膜の特徴についても解説します。

【11】実際の金型設計製作事例(動画)

日本国内の中堅金型メーカーにおける金型設計から機械加工、仕上げ調整、成形試作までの流れを動画で学習します。多くの工程を経ながら、たくさんの技術者の連携プレーで金型が製作されていく実務の流れを知り、デジタル情報だけではなくアナログ情報や技術者間のコミュニケーションの重要さも学びます。

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

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