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日経エレクトロニクスセミナー

第2回 車載Ethernetが変える、クルマの未来

In-vehicle Ethernet to Shape the Future of Automobile

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Japanese / English

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自動車業界が、Ethernetの利用に舵を切り始めています。情報系だけでなく、制御系の領域をカバーできることから、車載Ethernetは今、自動車業界での大きな関心事になっています。特に2013年は、車載Ethernetが搭載された自動車が発売される予定です。
 
現在、クルマの安全性を高めるために運転支援システム(ADAS)などに注目が集まっていますが、こうした機能の実現のためには、周辺監視カメラの搭載増加をはじめ、カメラの高解像度化によるリアルタイムでの画像認識などが必須となり、通信ネットワークの高速化が求められています。

さらに、将来的には車両ネットワークのバック・ボーンとして、車載Ethernetを活用する動きが始まりつつあります。リアルタイム性や信頼性を担保するための物理層やデータリンク層などの規定についても、標準化に向けた動きが始まっています。

本セミナーでは、リアルタイム性や車載仕様にどのように対応するのか、車載Ethernet開発の最前線で活躍する講師陣に解説していただきます。車載Ethernetに向けて標準化活動を続ける各団体や、各種仕様の最新動向もお届けする予定です。今回は前回よりもさらに規模を拡大し、2日にわたって開催します。

トヨタ自動車は、車載Ethernetの動向をはじめ、車載電子制御システムのソフトウエアやネットワークの標準化などを推進する団体「JASPAR」における車載Ethernetへの活動内容を講演します。ドイツBMW社は、実用化間近とされる周辺監視用カメラ・システム向けの車載Ethernetの取り組みについて説明します。IEEE802.1 Audio/Video Bridging (Ethernet AVB)の策定に関わる「AVnu Alliance」は、最新の活動状況を紹介します。

この他、半導体メーカーや部品メーカー、そしてツール・ベンダー各社からの講演を予定しています。車載Ethernetの最新動向を知るための絶好の機会です。

初日の講演終了後、車載Ethernet業界の交流を深める懇親会を開催いたします。講演者の皆様もご出席されます。貴重な情報交換の場として、ぜひ、ふるってご参加ください。

※お申し込みページにて、懇親会の参加をご確認いたします。

概要

日時:2013年07月11日(木)12日(金)
11日 10:00~18:20 (開場9:30)、12日 9:30~16:40 (開場9:00)予定
会場:ソラシティ カンファレンスセンター(東京・お茶の水)
主催:日経エレクトロニクス

テキスト代(税込み)

  • 6,300円


  • ※ 当日配布したテキストを特別頒布します。

    ※ 在庫冊数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。

    ※ テキスト冊子は、A4横サイズ1ページに4コマ掲載のモノクロ両面印刷です。

    ※ この商品の返品はお受けできません。

プログラム詳細

1日目 ― 7月11日(木)

10:00 - 11:00

車載Ethernet技術の業界動向と自動車業界からの期待

トヨタ自動車
制御システム基盤開発部 基本ソフトウェア開発室 LAN Gr (3Gr)

後藤 英樹 氏

資料50枚

Ethernet車載化に関する業界動向を、代表アプリケーションとその要素技術(物理層、プロトコル、ミドルウェア、将来のIPベース通信に向けたセキュリティやネットワークアーキテクチャなど)、推進する標準化団体の活動内容などを中心に紹介すると共に、今後の自動車業界からの期待を紹介する。

11:05 - 12:05

デンソーの考える車載Ethernetの展望と取り組み

デンソー
基盤ハードウェア開発部 車載通信技術開発室 開発1課長

岸上 友久 氏

資料40枚

今後の車には外部インフラとの通信、周辺監視や先進安全技術に利用するためのカメラ映像信号の通信、高速リプログラミング用の通信など、車載高速通信のニーズが高まっている。そこで注目されている通信技術が、Ethernetである。Ethernetの車載LANへの適用に向け、その応用分野と実際の開発現場において抱える課題と必要な取り組みについて、部品サプライヤーの立場から事例を踏まえて紹介する。

昼休憩(12:05 - 13:20)

13:20 - 14:05

標準Ethernetでユビキタスな車載ネットワークを提供

MICREL
Senior Product Marketing Manager, LAN Solutions - Automotive & Industrial

Michael Jones 氏

資料28枚

Ethernetは車載ネットワークへ高速性能とリアルタイム性をもたらす事により、運転支援システム、インフォテインメント・アプリケーションの有力な選択肢として急浮上してきている。自動車業界では、既に車両診断装置において採用実績がある(ISO13400)。標準EthernetはユビキタスなネットワークTCO (Total Cost of Ownership)を大幅削減するだけでなく、ネットワークそのものをシンプルにすることができる。車載ネットワーク向けに開発された標準Ethernetをベースにしたソリューション、およびAPM (Advanced Power Management)やパワーオーバーデータなどの多彩な利点を説明する。

14:10 - 14:40

AVBとタイム・センシティブ・ネットワーク(TSN)のテクニカルチュートリアル

  • Broadcom
    Product Line Manager, Infrastructure and Networking Group

    竹内 純一 氏

  • Sr Technical Director, Office of the CTO

    Yong Kim 氏

資料33枚

BroadR-Reach Ethernet技術により、既存のEthernetエコシステムを生かした、高速かつスケーラブルでシームレスな車載ネットワークを実現することが可能となった。さらに、AVBとタイムセンシティブネットワークは、未来のカーエレクトロニクス・システムに必要な拡張機能を提供する。音声、ビデオ、制御フレームを、正確な同期および低遅延を保証する一つのネットワーク上で通信する。この同期技術は、車載アプリケーションに利用可能であり、機能強化に向けた標準化が進行中である。

休憩(14:40 - 15:00)

15:00 - 15:45

Ethernet PHY Architectures for Automotive Applications

Marvell Technology
Vice President of Product Development, Communications and Consumer Business Group

Gani Jusuf 氏

資料22枚

Proliferation of Ethernet Technology as a networking standard over the past two decades has led in part to the growth of internet by simplifying network deployments. This has led to a multitude of suppliers offering cost-effective and interoperable solutions,. Now the automotive industry is looking to take advantage of the ubiquitous nature of Ethernet to advance in-car networking. The catalyst that triggered this evolutionary growth is the physical layer technology - the Ethernet PHY. Ethernet PHYs are based on advanced Digital Signal Processing (DSP) techniques that could enable numerous advanced capabilities not found in previous generations of automotive networks. Features such as Signal to Noise Ratio (SNR) analysis, dynamic power management modes (such as Energy Efficient Ethernet), Cable Diagnostics, Precision Timing Protocol ( PTP) for AVB, and temperature sensors for thermal monitoring, are all now standard on the current generation of Ethernet PHYs. This presentation will discuss the Ethernet PHY technology, its features and how they can be applied to, and benefit the Car-mounted Ethernet.

15:50 - 16:35

高性能車載ネットワークの費用効率の高い実装

ETAS GmbH
Director, Engineering Hardware Technology

Burkhard Triess 氏

資料22枚

車載Ethernet技術の実現には、システム全体のコストを意識した実装が求められています。そして、様々な用途へのEthernet技術活用はIEEE802 の基本的な階層構造を基盤としており、QoSや安全性、セキュリティといった機能を提供します。本講演では、ハードウエアでの前処理により性能への影響を与えることなく、一方でコストを削減し、車載ネットワークのあらゆるコミュニケーションを単純化する方法を説明します。

休憩(16:35 - 16:50)

16:50 - 17:35

ベクターEthernetソリューション

ベクター・ジャパン
開発ツール部

竹本 順一 氏

資料40枚

CAN/LIN/FlexRay/MOSTなどの車載ネットワークに加えて、車載Ethernetのための開発ツールや組込ソフトなどを既に提供しています。講演では、Ethernet関連のツールチェーンおよび組込ソフトウェア概要と、新製品のBroadR-Reach対応のハードウェアインタフェイスVN5610の詳細を解説します。また、車載Ethernet開発におけるツールの使用例や今後の対応なども紹介します。

17:40 - 18:20

Automotive Ethernet

Hyundai Motor
Senior Research Engineer, Research Engineer

Dongok Kim 氏

資料34枚

自動車産業においてEthernetは、大きな話題の一つである。HyundaiでもEthernet技術に大きな関心を寄せており、Ethernetを選択する理由や我々の戦略について説明する。また、Ethernetを用いた車両を実現するためのトポロジやプロトコルについて紹介したい。

18:30 - 19:30

車載Ethernet業界懇親会

2日目 ― 7月12日(金)

9:30 - 10:30

Ethernet@BMW: カメラシステムからシステムバスへ

BMW AG
Project Manager, E/E Architecture and Infrastructure

Kirsten Matheus 氏

資料27枚

EthernetをベースにしたBMWの周辺監視システムは既に実用段階にあり、このシステムを搭載した車種が2013年9月から生産開始される。さらに、2015年モデルでの量産に向けてBMWでは、複数のドメインにおいてEthernetを介して通信する電子制御ユニット(ECU)の搭載数を大幅に増やす予定だ。従来の独立型システムから、Ethernetベースとしたシステムバスへ移行する際の開発課題などについて説明する。

10:35 - 11:20

車載Ethernetを成功に導く自動車技術

Continental AG
System Architect

Helge Zinner 氏

資料21枚

未来の車両アーキテクチャとして、Ethernetが出現し、クルマのニーズに合わせた仕様が求められている。Ethernetはスイッチドネットワークであるため、従来の車載ネットワーク技術に採用されていたコンセプトは、そう簡単に流用できない。一連の開発においてEthernetへの乗り換えは始まっており、初期段階の実績と改良が達成されている。

11:25 - 12:05

Jaguar Land Roverにおける、Ethernetへの取り組み

Jaguar Land Rover
Technical Specialist, Electrical Engineering - Networks Technology

John Leslie 氏

資料23枚

車載ネットワーク技術としてのEthernet導入意欲、およびEthernet技術の利用可能例を検証する。BroadR-Reach技術を活用したインフォテイメント・システム向けのEthernet物理層の開発における最近の実績、ソフトウェア層の課題も紹介する。

昼休憩(12:05 - 13:10)

13:10 - 13:55

ルネサスの車載Ethernet/Ethernet AVBソリューション

ルネサス エレクトロニクス
自動車ソリューション事業部 課長

北島 伸克 氏

資料36枚

車載ネットワークにEthernetを採用することで、最新のネットワーク開発資産をいちはやく車載用途に導入できる。「Ethernet AVB」は、オーディオ/ビデオストリーミングデータなどのリアルタイム転送を実現する技術で、バックボーンや制御系への適用を検討している。ルネサスは、Ethernet AVBを車載エレクトロニクスの重要技術と位置づけ、2013年4月に発表したハイエンド車載情報端末向けSoC「R-Car H2」から順に、サンプルリリースを開始した。本講演では、Ethernet AVB対応状況や、AVBフルスペック対応ソリューションを紹介する。

14:00 - 14:40

村田の車載Ethernet周辺部品の取り組み

  • 村田製作所
    EMI事業部 第1商品開発部 アプリケーション開発課 課長

    東 貴博 氏

  • タイミングデバイス事業部 商品技術部 商品技術2課

    山田 光洋 氏

資料33枚

Ethernetは、民生機器で広く使われている通信方式であり、PHYを中心とするハードウエア周辺回路やEMC技術は確立されている。一方で、車載用の電子部品は、一般に広い動作温度、高信頼性を求められるがゆえに、民生機器の設計をそのまま流用するのではなく、要求信頼性に応じた部品選定と、車載EMC規格に対応するため、新たな対策手法が必要とされる。本講演では、車載電子部品に要求される一般的な要求仕様とEthernet特有の要求特性について、車載規格に対応した村田製作所の最新EMCソリューションおよびクロックの観点から説明する。

休憩(14:40 - 15:00)

15:00 - 15:40

パネル・ディスカッション:AVnuが進める車載標準化

  • Harman International
    Senior Principal Engineer, Corporate Technology Group

    David Olsen 氏

  • Broadcom
    Director of Software, ING NWS Software

    Ben Gale 氏

  • Marvell Semiconductor
    Sr. Product Manager

    John Bergen 氏

  • [モデレータ] 日経エレクトロニクス編集

    根津 禎

AVnu Allianceは自動車に特化したIEEE AVBの普及促進や相互接続性を担保する団体であり、その進捗状況を示す。

休憩(15:40 - 15:55)

15:55 - 16:40

自動車メーカー3社へのQ&Aセッション

  • トヨタ自動車
    制御システム基盤開発部 基本ソフトウェア開発室 LAN Gr (3Gr)

    後藤 英樹 氏

  • BMW AG
    Project Manager, E/E Architecture and Infrastructure

    Kirsten Matheus 氏

  • Jaguar Land Rover
    Technical Specialist, Electrical Engineering - Networks Technology

    John Leslie 氏

  • [モデレータ] 日経エレクトロニクス編集

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