セミナー/イベント
NEアカデミー

ここまで使える触覚インタフェース

~デモで実感する体験講座~

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お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

スマートフォンやタブレットの爆発的普及は、大人から子供にいたるまで、多くの人々がタッチパネルという触れ合うインタフェースの可能性を実感する契機となりました。

これは今までの視覚と聴覚を中心とした受動型のメディアから、体を動かして自ら触れるという能動型メディアへの進化ととらえることもできます。このような能動的メディアでは、操作の直感性向上や、コミュニケーションの臨場感向上などが期待されています。

これまでNEアカデミーでは、触覚のもつ価値やその特徴について紹介し、触覚インタフェースのあるべき姿について講演してきました。一方で、市場ではハードウエアの制約もあり、このような期待に応えられる触覚フィードバック技術は、まだ普及していないのが現状です。今回は、現状のハードウエアでも利用しやすい振動フィードバックの話題を中心に、より実践的な触覚インタフェースの基礎とアプリケーション技術について解説します。

特に、講義の合間にデモンストレーションを実施し、実際に触っていただくことで、その効果を実感していただくことを目標とします。また、実際に製品を開発する際に重要な、ヒトの感性に関する知見とその評価方法についても紹介します。

概要

日時:2013年06月28日(金)10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:BIZ新宿 (東京・西新宿)
主催:日経エレクトロニクス
協力:日本情報技術センター

受講料(税込み)

  • 一般価格49,800円
  • 日経エレクトロニクス読者価格41,800円
  • 一般価格には「日経エレクトロニクスDigital版セット購読(最新号1冊+1年26冊)」が含まれます。 ご送本開始は開催後になります。
  • 日経エレクトロニクス(雑誌、Digital版、Digital版セット)定期購読者は、NE読者価格でお申し込みいただけます。
  • 日経エレクトロニクスPremium定期購読者は、Premium読者価格(一般価格の50%割引)で受講いただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む日経エレクトロニクス購読をご登録させていただく方には、NEニュース配信を設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

10:00 - 12:00

振動刺激を用いた触覚ディスプレイの基礎と応用

東北大学
大学院情報科学研究科 准教授

昆陽 雅司 氏

1. 背景:触覚メディアの可能性

触覚はなぜ必要か、どのような場面に有効なのかを理解するために、触覚の機能についてまとめ、触覚メディアがもつ可能性を概説します。また、講義全体の進め方とそれぞれの講義の位置づけをまとめます。

2. ヒトの触知覚特性と触覚ディスプレイの必要条件

スマートフォン等では主流となっている振動フィードバックですが、ヒトの振動に対する知覚特性や機能の理解によって、さらに多様な情報を提示することが可能となります。触覚ディスプレイを設計する上で必要となる、ヒトの触覚受容のプロセスを、皮膚変形、触覚受容器の種類・受容特性の観点から整理し、触覚ディスプレイを実現するための必要条件をまとめます。

3. 触覚フィードバックデバイスの現状

市場では、旧来の携帯電話で利用されてきた偏芯回転子を利用したバイブレータから、ボイスコイルや圧電素子を利用した高応答の触覚フィードバックデバイスが利用可能になってきました。触覚ディスプレイの研究開発事例をアクチュエータの観点から紹介し、特に振動フィードバックに利用可能なアクチュエータについて、タイプ別に特徴を整理します。

4. 振動刺激を用いた選択的刺激法

ヒトの触覚受容特性と能動的な触運動を利用すると、単一の振動子でも、複雑な触感を合成することが可能になります。触覚受容器の周波数応答特性を利用した振動刺激による選択的刺激法を紹介し、粗さ感、硬軟感、摩擦感などを制御して触感を合成する方法について解説します。

5. 振動刺激を用いた疑似力覚提示 ~デモ体験~

触覚フィードバックの実用的な利用法として、疑似的な力の情報提示が注目されています。このような疑似力覚提示の研究事例を紹介するとともに、講演者が提案してきた振動刺激を用いた疑似力覚提示法とそのインタフェースについて、デモを交えて紹介します。

昼休憩(名刺交換)(12:00 - 12:50)

12:50 - 14:50

触覚メディアにおける触体験のデザイン

慶應義塾大学
大学院メディアデザイン研究科 特任講師

南澤 孝太 氏

1. 触体験の構成技術

触覚メディアは、映像・音声で構成される情報メディアを、自ら手を伸ばし対象の存在感を感じ取る「体験」へと拡張します。この能動的な触体験の構成技術について、「身体運動に応じたインタラクティブ性」 「見たものを見たままに触れる実体性」という観点から解説します。

2. 触体験の記録と共有

触覚メディアが普及した未来においては、我々が現在、映像や音響の情報を記録し共有しているのと同様に、触覚の情報を誰もが手軽に扱えるようになると予想されます。このような未来の実現に向けて、触覚情報の記録と共有の技術的敷居を下げ、触覚を通じた体験の共有を可能とする取り組みについて、デモンストレーションを交えて紹介します。

3. 触覚コンテンツのデザイン技法

触覚技術の発展に伴い、触覚インタフェースそのものだけでなく、ユーザに与える触体験、すなわち触覚コンテンツをどのように設計し制作するか、ということが重要になりつつあります。触覚刺激信号そのものだけでなく、その時空間的配置・インタラクティブ性・実体性を考慮した触覚コンテンツのデザイン技法について、研究事例を交えて概説します。

休憩(14:50 - 15:00)

15:00 - 17:00

設計のためのテクスチャ(触感)の理解

名古屋大学
大学院工学研究科 機械理工学専攻 助教  

岡本 正吾 氏

1. テクスチャの触知覚メカニズム(粗さ感・硬軟感・温冷感・摩擦感)

触感を設計するうえで、人間の触知覚機序を理解することは極めて重要です。触覚による素材表面の材質感知覚には、5因子(マクロとミクロな粗さ感・硬軟感・温冷感・摩擦感)が関与していると考えられることを解説し、それぞれの因子の触知覚機序を心理物理学および神経生理学の知見に基づき解説します。

2. Haptic Invitation: 「触れてみたい」は何か?

ぶつぶつした表面を見ていると、ほとんど無意識に、ついついそれに触れてしまう。そんな触察行動の誘引現象の、公共および商業利用は可能でしょうか。いくつかの活用事例を紹介し、「触れてみたい」とは何であるかの解説と仮説を基に、触れてみたくなる表面の設計方法のヒントをお話します。

3. 触感評価: 本物と人工物の資料群の評価

触感の検査には官能評価がよく用いられるが、本物と人工物コピーもしくは仮想物の類似性比較に有効な最近のアプローチを紹介します。この手法は、本物の試料群と、人工の試料群の類似性を多次元空間を用いて表現することにより、問題の所在の把握を容易にするものです。この手法をバーチャル・リアリティ・インタフェースに適用した事例を紹介します。

  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

講師紹介

昆陽 雅司 氏 (こんよう まさし)

東北大学 大学院情報科学研究科 准教授

昆陽 雅司 氏

2004年、神戸大学大学院 自然科学研究科 博士課程修了。
2004年、慶應義塾大学大学院 理工学研究科 COE特別助手。
2005年、東北大学大学院 情報科学研究科 助手、2007年に助教、2009年に准教授、現在に至る。博士(工学)。
ハプティクス、触覚ディスプレイ、触覚センサ、ニューアクチュエータなどの研究に従事。IEEE、日本機械学会、日本ロボット学会、計測自動制御学会、日本バーチャルリアリティ学会等の会員。

南澤 孝太 氏 (みなみざわ こうた)

慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 特任講師

南澤 孝太 氏

2010年、東京大学大学院 情報理工学系研究科システム情報学専攻 博士課程修了。
2010年、慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 特別研究助教。2011年、特任講師、現在に至る。博士(情報理工学)。
リアリティメディア研究機構 理事。
慶應義塾大学 国際VR研究センター、JST-CREST「さわれる情報環境」プロジェクトにおいて、触覚・身体運動・3D映像を統合したユーザインタフェースの研究に従事。

岡本 正吾 氏 (おかもと しょうご)

名古屋大学 大学院工学研究科 機械理工学専攻 助教  

岡本 正吾 氏

2010年、東北大学大学院 情報科学研究科 博士課程修了。博士(情報科学)を取得。
日本学術振興会 特別研究員、米国商務省 NIST客員研究員を経て、2010年より、名古屋大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 助教(現職)。
ハプティクスおよび人間支援システムの研究に従事。

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「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
20名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

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